数寄なモノ目次録

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好きなもの目録 その401 阪元裕吾のベイビーわるきゅーれ

なんか私は、
下妻物語 - 中島 哲也』『花とアリス - 岩井 俊二』とかの、
女性(少女)二人組みの女性バディものの作品が好きみたいっす。
(認めたくないけど、自分の好みは自分自身ではよくわからないんで……)
そんで、女性二人組みの殺し屋が活躍するバイオレンスアクション映画の
『ベイビーわるきゅーれ』が面白いので目録に。


標題:二人はプリキュア……じゃなくてベイビーわるきゅーれ その正体は殺し屋

分類:映画>邦画>バイオレンス / アクション

■題名:ベイビーわるきゅーれ

監督・脚本:阪元 裕吾

アクション監督:園村 健介

出演:
髙石 あかり
伊澤 彩織
本宮 泰風
うえきや サトシ
秋谷 百音
三元 雅芸
水石 亜飛夢
飛永 翼 (※お笑い芸人 ラバーガール
大水 洋介 (※お笑い芸人 ラバーガール
辻 凪子
福島 雪菜
仁科 貴

発表年:2021年

製作国:日本

評価:B ★★★☆

■内容:

<登場人物>
杉本 ちさと (髙石 あかり):
殺し屋組織のクルー。黒髪メンヘラ顔。
高校を卒業し進学しないので組織の寮?を追い出され自立するため
同年代で同じ殺し屋の深川まひろと同居しながら
ダブルワークで飲食店やメイド喫茶でバイトする。
コミュ力高いがすぐにキレる。
火薬の匂いを消すためドルチェ&ガッバーナの香水をつけている。
ジョジョ(の奇妙な冒険)』を観たことない。
殺し屋で稼いだ金で
二十歳になったらバットモービルを買おうと思っていた。

深川 まひろ (伊澤 彩織):
殺し屋組織のクルー。金髪ショートヘア。
高校を卒業し進学しないので組織の寮?を追い出され自立するため
同年代で同じ殺し屋の杉本ちさとと同居しながらバイトの面接に勤しんでいるが
コミュ障で人見知りの社会不適合者のためバイトが決まらない。
トランスフォーマー - ルー・リード』や
『スリラー - マイケル・ジャクソン』のアルバムジャケットのシャツとか着ている。

田坂さん (水石 亜飛夢):
組織から死体処理を請け負っている。
ちさととまひろの殺害方法が雑で処理が大変なんで
(『殺し屋1』のイチほどではないけど)
いつも愚痴ばかり言っている。
ヤクザ24人分の処理費用は二千二百万円。

須佐野 (飛永 翼):
殺し屋組織のちさととまひろ担当。

コンビニの店長 (大水 洋介):
うざいくてきしょいハピネスマート(コンビニ)の店長。
可愛いイラストを描ける。
野原ひろしの(言ってない)名言
「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」とか言う。
怖い話とかしてる時に
「本当に怖いのは幽霊じゃなくて人間だからね」とか、
「好きの反対は嫌いじゃなく無関心」
午後の紅茶、午前中に飲んじゃいましたー」
「人混みってさぁ、見ろ!人がゴミのようだ」
とか言いそうな不気味な人物。

姫子 (福島 雪菜):
ちさとがバイトしているメイド喫茶の先輩で世話係。
大阪弁でお喋り。
奨学金で大学に行っていて
貧乏なのをちさとに突っ込まれても平気なメンタル強めメイド姫子さん。

浜岡 一平 (本宮 泰風):
ヤクザの組長でかずきとひまりの父親。
昔気質で冗談が通じない。
組員を殺し屋(ちさととまひろ)に殺される。

浜岡 かずき (うえきや サトシ):
一平の息子でヤクザ。

浜岡 ひまり (秋谷 百音):
一平の娘でかずきの妹のパパ活斡旋している半グレ。
殺し屋の件をパパ(組長)から任される。

渡部 (三元 雅芸):
父と兄を殺されたひまりが雇った助っ人。
まひろが手こずるヤベーヤツ。

和菓子屋の店主 (仁科 貴):
商店街などのお釣りを渡す時のユーモアで、
200円のお釣りを200万円と言ったため
浜岡組長に因縁を付けられ川谷拓三みたいにボコられる。


<あらすじ>
深川まひろはコンビニのバイトの面接が上手くいかず、
本業の殺し屋の仕事を任せていた杉本ちさとと合流する。
急にバイトが入ったちさとはまひろに後始末を任せ
バイト先の飲食店に行くが問題を起こしクビになる。
その数週間前、高校卒業を前にした殺し屋のちさととまひろは
所属している殺し屋組織の須佐野に呼び出され、
高校卒業後は二人に自立してもらうため
同居して自活し殺し屋以外の仕事に就くことを求められる。
コミュ障で人見知りのまひろはバイトに落ちまくり、
コミュ力が高いちさとはバイトに順応するのも早いが
すぐキレて問題を起こすという社会不適合者の二人。
殺し屋の仕事で浜岡組の組員を始末したことから、
組長の娘の浜岡ひまりにちさとが目を付けられる。
ちさとのバイト先のメイド喫茶
偶然、浜岡組長と息子のかずきが客として来店するが
トラブルからちさとが二人を殺してしまう。
残された父と兄の死体のドルガバの香水の匂いによりひまりは
犯人がちさとだとわかり復讐のため呼び出す。
絶体絶命のピンチにちさとはまひろに助けを乞う。

■雑記・感想:
日本(邦画)で殺し屋が活躍する作品を思い返すと
ゴルゴ13』とか有名なんすが、
昔の邦画にはけっこう面白い殺し屋の作品があったっす。
『ある殺し屋』『殺人狂時代』『殺しの烙印』『荒野のダッチワイフ』
『拳銃は俺のパスポート』など1967年公開だけでこれだけあるんで
人気のジャンルだったのかな?
最近の邦画では『メランコリック』『ザ・ファブル』など
殺し屋や死体処理を題材にした作品があり、
昔に比べてアクション重視になっているような。
そんな中でも『ベイビーわるきゅーれ』はアクションの出来が良いし、
同じアクション監督の作品『東京無国籍少女 - 押井 守』みたいに
日常シーンとアクションシーンの乖離が激しくなく自然に感じる。

阪元裕吾監督の『ある用務員』の女子高生の殺し屋コンビ、
殺し屋・シホ(髙石あかり)と殺し屋・リカ(伊澤彩織)
を再び同じような設定のもとに起用したみたい。
容姿的に、
杉本ちさとは『ダーティペア』のユリやキュアホワイト系。
深川まひろは『ダーティペア』のケイやキュアブラック系。
ちさとの方がまひろよりお姉さんっぽいけど、
まひろ役の伊澤彩織の方がちさと役の髙石あかりより9歳年上。
ちさととまひろの掛け合いというか日常生活が微笑ましいので
アクションが無くても厭きずにずっと見てられる。
髙石あかりがクリスティーナ・リッチっぽくて好き。
殺し屋の少女(女子高生)が他にバイトもしているっていう設定とか、
KITE LIBERATOR - 梅津 泰臣』を実写化したように少し感じたっす。
(実写版『カイト/KITE』は観たことないので知らんす)

別に君を求めてないけど、横にいられると思い出す。
君のドルチェ&ガッバーナの、その香水のせいだよ――って感じに、
鼻が利く浜岡ひまりにちさとが殺し屋だと特定される。

メイド喫茶のバイトに採用されず見学になったまひろは、
仕事場に馴染めず疎外感で居場所が無いんすが、
得意の津軽三味線を披露してみんなに認めてもらうことに……
って、それは『いとみち - 横浜 聡子』じゃろがっ!