数寄なモノ目次録

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その107 イエスのライヴ1975

エスのアラン・ホワイトがお亡くなりになったみたいです。
ちょっと前に、ヴァンゲリスの訃報を聞いて残念に思ったばかりなのに……。
アラン・ホワイトはビル・ブルーフォードに比べられ、
それほど評価は高くないかもしれませんが縁の下の力持ちっていうか、
個性豊かなメンバーを支えるイエスに欠かせない存在かな。
私は『海洋地形学の物語』『リレイヤー』のドラムがけっこう好きです。
ドラムセットを盗んだ犯人はアラン・ホワイトの家族に返してあげてください。

そして、デペッシュ・モードのアンディ・フレッチャーも
お亡くなりになったみたいです。
私はデペッシュ・モード好きなんですが、
恥ずかしながら、メンバーの顔と名前をよく知らないんです。
学生の頃、デペッシュ・モードの『ヴァイオレーター』を買ったんすが、
友人とデペッシュ・モードの話を大声でしていて
「『ヴァイオレーター』買ったよ。『ヴァイオレーター』最高!」
みたいな会話を授業終わりにしてたら、周りの学生の反応が変な感じを受けたんすが、
ひょっとして『ヴァイオレーター』が「バイブレーター」に聞こえたのかも……と危惧。
そんな感じで、アルバムをだいたい輸入盤で買って聴いていたので、
写真や映像とかでメンバーの区別がつかないっす。
(1980年代のミュージック・ビデオとかは観てるけど)


私がプログレッシブ・ロックを本格的に聴きだしたのが
1998年の夏からなんですが、最初に嵌ったプログレ・バンドがイエス
1980年代に『ベストヒットUSA』で、
ロンリー・ハート」と「リーヴ・イット」のミュージック・ビデオを観て好きだったので、
アルバム『ロンリー・ハート (90125)』の中古CDを軽い気持ちで買ったのが
泥沼のプログレ地獄に落ちるきっかけだったっす。
んで、半年後くらいの翌年1999年の1月末くらいに、
日本コロムビアから発売された
『ライヴ 1975』
『ライヴ・イン・フィラデルフィア 1979』
を買うくらいになってたっす。
そこ(『ライヴ 1975』)で全盛期のイエスの演奏を観て感動したんですよ。
(その時はまだ、『リレイヤー』や『トーマト』も買ってなくて
聴いたことがない曲もあったけど)

1970年代のイエスのライブ映像がどのくらいあるのか知りませんが、
『イエスソングス』はリック・ウェイクマンがいるけど、
大曲(『海洋地形学の物語』や『リレイヤー』の曲)が少なく、
映像と音質が悪いし、
『ライヴ・イン・フィラデルフィア 1979』は選曲がいまいちなので、
当時のライブの全容がわかり、
パトリック・モラーツの面白い顔も見れる貴重性から
『ライヴ 1975』を目録に。


標題:イエスのライブ映像

分類:音楽 (ミュージックビデオ)>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
LIVE 1975 AT Q.P.R.
ライヴ 1975

名前:
YES
エス

メンバー:
JON ANDERSON
ジョン・アンダーソン
CHRIS SQUIRE
クリス・スクワイ
STEVE HOWE
スティーヴ・ハウ
ALAN WHITE
アラン・ホワイト
PATRICK MORAZ
パトリック・モラーツ

録画年:1975年

製作国:イギリス

評価:S ★未確定

■曲目:
01. INTRODUCTION - SOUND CHASER
___イントロダクション~サウンド・チェイサー
02. CLOSE TO THE EDGE
___危機
_____THE SOLID TIME OF CHANGE
_____着実な変革
_____TOTAL MASS RETAIN
_____全体保持 (トータル・マス・リテイン)
_____I GET UP, I GET DOWN
_____盛衰
_____SEASONS OF MAN
_____人の四季
03. TO BE OVER
___トゥ・ビー・オーヴァー
04. THE GATES OF DELIRIUM
___錯乱の扉
05. I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE
___アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル~ムード・フォー・ア・デイ
06. LONG DISTANCE RUNAROUND
___遥かなる想い出
07. THE CLAP
___ザ・クラップ
08. AND YOU AND I
___同士
_____CORD OF LIFE
_____人生の絆
_____ECLIPSE
_____失墜
_____THE PREACHER/THE TEACHER
_____牧師と教師
_____APOCALYPSE
_____黙示
09. RITUAL
___儀式
10. ROUNDABOUT
___ラウンド・アバウト
11. SWEET DREAMS
___スウィート・ドリームス
12. YOURS IS NO DISGRACE
___ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス

■備考・雑記:
1975年5月10日、イギリスのクイーンズ・パーク・レンジャーズでのライブ。
DVDだと二枚で、
「イントロダクション~サウンド・チェイサー」から「ザ・クラップ」までがVOL.1、
「同士」から「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」までがVOL.2と別れています。
お馴染みのストラヴィンスキーの『火の鳥』の終曲が流れ出し、
エスのライブが始まるなぁ。ってイントロダクション。
白い緞帳が開いて、全員白い衣装の5人が登場。
最新アルバムが『リレイヤー』の頃のツアーなので、
白で統一しているのかな?
(『リレイヤー』のアルバムジャケットが白が基調なんで)
ジョン・アンダーソンはカルト教団のグルって感じの白い簡素な衣装。
スティーヴ・ハウとパトリック・モラーツの衣装は、
なんか『伝説巨神イデオン』のバッフ・クランが着てそうな感じ。
クリス・スクワイアの白いジャケットには、
背中や肘やフロントに赤い薔薇の模様があるんだけど、
魔太郎がくる!!』をリスペクトしているのかも。うそ
アラン・ホワイトは(ホワイトだけに)白いタンクトップにジーパン。
一曲目の「サウンド・チェイサー」は、サウンドチェックも兼ねているのか、
各楽器の音量調整が悪く、
スティーヴ・ハウのギターの音がほとんど聴こえない。
(映像で指使いが観れるのが救いだけど……)
「危機:盛衰」は、大量のスモークで舞台上が観えない。
「遥かなる想い出」は、
パトリック・モラーツのピアノのインプロビゼーションが聴ける。
ライブ開始は明るかったのに、だんだん暗く(日が暮れる)なっていく。
「同士」は、クリス・スクワイアのハーモニカ(ブルースハープ?)が観れる。
「儀式」は、クリス・スクワイアのベース・プレイを堪能。
ジョン・アンダーソンとクリス・スクワイ
(あとスティーヴ・ハウもかもしれないけど映像ではよくわからない)
がパーカッションに加わり大迫力の打楽器大会で(太鼓で)太古のリズムを刻む。
んで大熱狂のうちに終わり、興奮冷めやらずアンコールに突入。
舞台袖に引っ込んだメンバーが再び登場するんですが、
ここでこのライブの最大の見所がっ!
パトリック・モラーツが舞台に登場するときにこけるんすよ。
それを見たスティーヴ・ハウが、モラーツを蹴る素振りをするという、
今まで築き上げた感動を台無しにするモラーツのドジっ子ぶり。
アンコールの「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」では、
スティーヴ・ハウとパトリック・モラーツが、
ギターとキーボードでインプロの掛け合いしているので、
仲は悪くないんだろうけど。

ライブのセット(美術)のデザインはロジャー・ディーンなんだろうけど、
今観るとショボい。
ライブの前半は明るかったのでスモークくらいだった演出が、
後半は暗くなったので照明の演出が派手にあるんですが、
平面の小さいミラーボールがキラキラと輝くのがうら寂しい。

ライブ音源(ライブ・アルバム)を聴くだけだと、
どんな演奏をしているのか想像するしかないんですが、
映像があると凄さがもっとわかって良い。
音だけだと、ジョン・アンダーソンは歌以外は暇そうでいいなぁ。
(楽器演奏部分が長いから)って思うんですが、
実際は、フルート吹いたり、サイドギター弾いたり、
タンバリンや各種のパーカッションを叩いたりで大忙し。
(「錯乱の扉」では、爆発音のサウンドエフェクト用に
キング・クリムゾンの『アースバウンド』みたいな
VCS3シンセサイザーに繋げたパーカッションを叩いているみたい?)
全盛期のスティーヴ・ハウのギターの指使いや、
ペダルスティール・ギターやダブルネック・ギターの演奏を観れるし。

クリス・スクワイア好きの永野護が16歳の時に、
「前衛クラシックの王者 イエスオンステージ」っていう、
この頃?のメンバーのフィギュアを作ってるっす。


■おまけ

■題名:
THE VERY BEST OF RICK WAKEMAN CHRONICLES
LIVE1975
(RICK WAKEMAN IN CONCERT)
ライヴ1975

名前:
RICK WAKEMAN
リック・ウェイクマン

録画年:1975年

製作国:イギリス?

評価:保留

■曲目:
01. CATHERINE PARR
___キャサリン・パー
02. GUINEVERE
___王妃グィネヴィア
03. JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH
___地底探検
_____THE JOURNEY
_____旅路
_____THE RECOLLECTION
_____追憶
_____THE BATTLE
_____戦い
_____THE FOREST
_____樹海
04. CATHERINE HOWARD
___キャサリン・ハワード
05. MERLIN THE MAGICIAN
___魔術師マーリン
06. ANNE BOLEYN/REPRISE FROM THE FOREST
___アン・ブーリン~樹海

■備考・雑記:
1975年2月4日、オーストラリアのメルボルンシドニー・マイヤー・ボウルでのライブ。

リック・ウェイクマンが初っ端から日本批判。
LとRの(発音の)区別が無いとか、
英語圏に戻ってこれて本当に嬉しいとか、
あーだこーだ……。
白いマントに身を包み、金髪で長髪のリック・ウェイクマンは、
まさに魔術師かエルフのようなんですが、
顔はちょっとゴブリンが入ってるかな。
カメラワークが悪いというか、リックの手元がキーボード群に隠れて、
その華麗な指使いがあまり見えない。
(後半に少し指使いが見えるけど)
ミラーボールが、イエスの『ライヴ 1975』と同じように出てくるんですが、
こっちはちゃんと球体です……しかし、なんか変な手作り感があるっす。
当時はミラーボールを作るのが難しかったのかな?
『地底探検』の演出で怪獣が出てくるんすが、
円谷プロに頼めばよかったんじゃ……ただの空気嫁なんすが。
(怪獣は当時、二体で百万円したみたいっす)
ちゃちいんで庵野秀明監督に『シン・地底探検』を作ってもらうしかない。うそ
ステージ上手に語りの人(テリー・タプリン)が、
エマニエル夫人(シルビア・クリステル)が座るみたいな籐椅子に座り、
ナレーションしている。
(演奏中はただ黙って座っているだけ)
アシュレイ・ホルトとゲイリー・ピックフォード・ホプキンスの
ツインボーカルなんですが、プログレ系では無いハードロック系の歌唱。
ヴァードン・ウィリアムス指揮で、
現地のメルボルン・フィルハーモニック・オーケストラと、
メルボルン・チェンバー・クワイアの演奏は、
リハーサル不足なのか、あまり上手さを感じないかな。
まぁ、兎に角、
全盛期のリック・ウェイクマンのプレイが堪能できてお勧めです。
カレー食いながら演奏するシーンとか見たいなぁ。
(イエスをゴレンジャーに例えると、
リック・ウェイクマンキレンジャーのポジションなのか?)