数寄なモノ目次録

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その128 井原西鶴 好色一代男 (※アニメと映画)

久しぶりに『×××男』を観直したんすが、
×××公園や××××駅周辺など、
映画制作年頃に私が昔に住んでいた場所の近くがロケ地で
よく通った街や道が映るんで懐かしかったっす。
ちょっと離れているけど公園内に池があるんで、
×××をそこに投げればいいのに……と思う。
(※場所特定を避けるため伏字にしてます)
内容は正反対だけど「男」繋がりってことで
井原西鶴の『好色一代男』を基にしたアニメと邦画を。

ブログは公開なんで、
好きなエッチな作品や人物などについては書かないことにしてるんすが、
ポルノではなく芸術だ!
という勝手な私の判断によりエロアニメを目録に。


標題:色道世之介

分類:アニメ>OVA>エロ

■題名:井原西鶴 好色一代男

監督:阿部 行夫

脚本:山本 暎一

発表年:1990年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■内容・雑記:
井原西鶴の『好色一代男』をアニメ化。
芸術的なアニメなんですが、
エロアニメなんで子供には観せないでね。
浮世絵の世界をそのままアニメーションにしたみたいで、
日本(和風)の、江戸時代の意匠が目を引く。
着物などのファッションや風俗など時代考証がしっかりしてるなぁ。

んで物語は、若い頃から色道楽、性の達人の世之介の所に、
上方から江戸へ花魁を買いにいくという仕立て屋の知人が尋ねてくる。
どーやら、大店を構える世之介に草鞋銭を無心したい様子に番頭は呆れ顔。
世之介が知人に、なぜ江戸に行くのか理由を尋ねると、
太夫と一晩懇ろになれれば屋敷を貰える賭けをしたという。
もう屋敷を頂いたつもりの知人はニヤケ顔。
驚く世之介は知人に、一見さんは太夫に会うどころか酒席を設けるのも困難なことを説く。
賭けに負ければ、男のシンボルを切り落とすと約束してしまった知人は青い顔。
なもんで、俺も一緒に行くと店を番頭に任せて世之介も一緒に江戸の吉原へ。

好色一代男』って題名のイメージ的には
幼女から熟女、醜女から美女、と色々なタイプの女の人を千人斬りなんだろうなぁ。
とか思うんですが、関係した女性は3742人で、
なんと! 少年(男性)725人とも関係を持ったとか、
穴があったらなんでもいーんかい世之介。
それで太夫を射止めに行く知人が、
世之介の店(呉服屋?)から独立した元丁稚(仕立て職人)なのか
身分の低い感じの軽薄な男なんですが、
世之介との関係が若い頃男色関係だったんじゃないかと想像。
世之介の周旋と太夫の機転により、
ダメダメな知人が太夫と一夜を供にすることになるんですが、
その直前に、ペレ(ED)にならないように、イチモツに数珠を巻けとか
世之介が言い出して、ちゃんと巻いているか俺に見せろとか……。
なんだかんだで世之介のおかげで、無事男性自身は助かりましたとさ。
って話がメイン。
そして、まぁ色々あったけど、
人生の最後は女護島を目指して宝船みたいなので出航。
その後、世之介を見たものは誰もいない。みたいな
しかし……、これだけ日本全国津々浦々で乱れた性生活送っていたら、
性病で酷いことになってたと思うんですが……最後に鼻が落ちるみたいな。

阿部行夫監督のことはよく知らないんですが、
なんかサンリオのアニメの美術とか、
ルパン三世 ルパンVS複製人間』の美術とかやっている重鎮らしいっす。

 

■おまけ

標題:増村保造好色一代男

分類:映画>邦画>時代劇

■題名:好色一代男

監督:増村 保造

音楽:塚原 哲夫

出演:
市川 雷蔵
中村 鴈治郎 (二代目)
中村 玉緒
若尾 文子
水谷 良重 (二代目 水谷 八重子)
船越 英二
菅井 一郎

発表年:1961年

製作国:日本

評価:C ★★★

■雑記:
アニメの『井原西鶴 好色一代男』は、
世之助が父の家業(遺産)を継いだ後の中年の頃の一つのエピソードだけだったんですが、
(最後に女護島をめざして船出するエピソードはあるけど)
映画『好色一代男』は、
世之助(市川雷蔵)が父(中村鴈治郎)から勘当される
十代後半から三十代くらいまでの話のダイジェスト。
映画は原作とは違い、翻案みたい。
世之助の設定がアニメとも違い、男にまったく興味ないし、
女でも婆さんには食指が動かないし。
なんか世之助は封建社会に反抗的で(武士を敵視している)、
女性は虐げられた可哀想な存在だから労わらなくてはならないっていうフェミニストで、
遊女には湯水のように金を使うのに、男にはびた一文やらない女尊男卑。
最後はアニメと同じで、好色丸っていう
(帆綱は三千三百三十三人の女子の髪の毛で編んだもので吹流しは女の腰巻の)
船で女護島を目指して出航。
そして、女性だけのアマゾン族のパラダイス島へ漂着。うそ

死んだ恋人のお町(中村玉緒)が棺桶の中でニコッと笑う場面が可笑しい。