『現代の音楽』「NHK電子音楽スタジオの遺産(5)」で
三善晃の『音楽詩劇「オンディーヌ」』が放送されたのでメモ。
私はNHKが関わった「音楽詩劇」が好きなんで、
『クラシックの迷宮』などで放送されるのを楽しみにしてます。
私は三善晃をアニメ『赤毛のアン - 高畑 勲』の
オープニング「きこえるかしら」とエンディング「さめない夢」で知り、
その硬質なピアノの速弾きが凄くて興味を持ったくらいのにわかです。
標題:三善晃の音楽詩劇
分類:音楽>現代音楽>放送音楽
■題名:音楽詩劇 オンディーヌ
作曲:三善 晃
原作:フリードリヒ・フーケ (フウケ)
作詞:岸田 衿子
語り:山本 安英
声優:
幸田 弘子
久富 惟晴
岸田 今日子
水原 弘
他
船歌:友竹 正則
音楽:
ラジオ放送管弦楽団
ラジオコーラス
オンド・マルトノ:本荘 玲子
指揮:森 正
制作年:1959年
製作国:日本
評価:保留
■雑記:
「オンディーヌ」は、1960年のイタリア賞グランプリを獲得した。
三善晃が26歳の頃の作品。
<登場人物>
オンディーヌ (幸田 弘子):
水の精。水界の王が息を吹き込んだ娘。
水の様に青い瞳が水晶のようで、唇は薔薇の匂い。
ポウル (久富 惟晴):
王子。ベルタルダからオンディーヌに乗り換え、
オンディーヌに嫌気がさしてベルタルダと結婚しようとして誓いを破り死ぬ。
ベルタルダ (岸田 今日子):
王の娘じゃなく漁師の娘だとオンディーヌにバラされいじける。
水界の王 (水原 弘):
キューレボル?って名前。水害を起こす。
「愛も誓いも悲しみも知ってはならん!」とオンディーヌに厳命。
音頭丸殿……じゃなくて、
オンド・マルトノの響きが私はなんか好き。
入野義朗の『音楽詩劇「波と笛」』も、
亜人種(龍の国の娘)と人間の男が愛し合うが別れるっていう話だったんすが、
『異種族レビュアーズ』みたいなのは定番なのかな。うそ