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好きなもの目録 その410 佐藤祐市と竹内結子のストロベリーナイト

最近の日本のドラマで面白くて嵌れる作品が無いんで、
私が日本のドラマを本格的に観るようになったのが
2010年前後くらいからだと思うけど、
その頃に評判が良くて観て面白かった作品
ストロベリーナイト
(『ストロベリーナイト・サーガ』じゃなくて、竹内結子・主演の方)
を観返したっす。


標題:佐藤祐市竹内結子ストロベリーナイト

分類:テレビ>ドラマ

■題名:ストロベリーナイト
ストロベリーナイト (※スペシャルドラマ)
シンメトリー
右では殴らない
過ぎた正義
感染遊戯
悪しき実
ソウルケイジ

演出:
佐藤 祐市 (※「ストロベリーナイト」「シンメトリー (「I」)」「右では殴らない (「II」「III」)」「感染遊戯 (「VI」)」「ソウルケイジ (「IX」「X」「XI」)」)
石川 淳一 (※「過ぎた正義 (「IV」「V」)」「悪しき実 (「VII」「VIII」)」)

原作:誉田 哲也

脚本:
龍居 由佳里 (※「ストロベリーナイト」「シンメトリー (「I」)」「ソウルケイジ (「IX」「X」「XI」)」)
黒岩 勉 (※「右では殴らない (「II」「III」)」)
旺季 志ずか (※「過ぎた正義 (「IV」「V」)」)
林 誠人 (※「感染遊戯 (「VI」)」「悪しき実 (「VII」「VIII」)」)

音楽:林 ゆうき

出演:
竹内 結子
西島 秀俊
宇梶 剛士
高嶋 政宏
小出 恵介 (※「ストロベリーナイト」以外)
丸山 隆平 (※「ストロベリーナイト」以外)
生瀬 勝久 (※「ストロベリーナイト」「II」「III」「VII」「VIII」「IX」「X」「XI」)
渡辺 いっけい (※「ストロベリーナイト」「I」「II」「III」「VII」「IX」「X」「XI」)
遠藤 憲一 (※「ストロベリーナイト」「I」「VII」「VIII」「IX」「X」「XI」)
武田 鉄矢 (※「ストロベリーナイト」「II」「III」「IV」「V」「X」「XI」)
津川 雅彦 (※「ストロベリーナイト」「II」「III」「VII」「VIII」「XI」)
田中 要次 (※「ストロベリーナイト」「I」「IX」)
中林 大樹 (※「I」「III」「VII」)
戸田 昌宏 (※「I」「II」「III」)
井上 康 (※「VII」「IX」「X」「XI」)
手塚 理美 (※「ストロベリーナイト」「I」「V」「IX」「X」「XI」)
大和田 獏 (※「I」「IX」「XI」)
岡本 あずさ (※「ストロベリーナイト」「I」「IV」「V」「IX」「X」「XI」)

(※下記「ストロベリーナイト」)
桐谷 健太 (※「I」の回想にも出演)
林 遣都
谷村 美月
マギー (※女性モデルじゃない男優の方)
山本 浩司
鈴木 浩介
佐藤 祐基

国仲 涼子 (※「I」の回想にも出演)

(※下記「シンメトリー」)
滝藤 賢一
藤本 泉

(※下記「右では殴らない」)
大政 絢
北見 敏之 (※「II」)
小木 茂光
本田 翼 (※「III」)

(※下記「過ぎた正義」)
杉本 哲太
石黒 英雄
皆川 玲奈

(※下記「感染遊戯」)
加藤 あい
佐々木 勝彦
矢柴 俊博

(※下記「悪しき実」)
木村 多江
松田 賢二
半海 一晃 (※「VIII」)

(※下記「ソウルケイジ」)
石黒 賢
濱田 岳
蓮佛 美沙子
池田 鉄洋
近江谷 太朗 (※「IX」「XI」)
野添 義弘
霧島 れいか (※「X」「XI」)

発表年:
2010年
2012年

製作国:日本

評価:B ★★★△ (※『ストロベリーナイト』映画を含むシリーズ全体)
B ★★★○ (※「ストロベリーナイト」)
C ★★◎ (※「シンメトリー」)
C ★★★ (※「右では殴らない」)
D ★☆ (※「過ぎた正義」)
C ★★△ (※「感染遊戯」)
C ★★○ (※「悪しき実」)
B ★★★△ (※「ソウルケイジ」)

■内容・雑記:
ネタバレだらけっす。

<登場人物>
姫川 玲子 (竹内 結子):警視庁捜査一課殺人犯捜査十係班主任。
真相に近づくと前髪をかきあげる癖がある。
「このヤマ絶対にとるわよ!」と鼓舞する。

菊田 和男 (西島 秀俊):
姫川班のエースで姫川の片腕。
同輩や後輩の胸や肩付近にパンチする。
パチンコで大当たりの時にかぎって呼び出される。

葉山 則之 (小出 恵介):
中学生の時、小学生の葉山の家庭教師をしていた女性が
目の前で通り魔に刺殺されるのを目撃したトラウマからナイフを見ると硬直する。
女は男に守られるものだと初めは姫川に反感を抱いていたが
その後は認める。

石倉 保 (宇梶 剛士):保留

湯田 康平 (丸山 隆平):保留

井岡 博満 (生瀬 勝久):
姫川班ではないが度々事件で一緒になる所轄の警察官。
劇場版『ストロベリーナイト』では、
レイコというお気に入りのキャバ嬢と沖縄に旅行したことがバレ移動になった。

今泉 春男 (髙嶋 政宏):
手の平を前に突き出し「おつかれ~」や「よろしく~」と言って去って行く。

日下 守 (遠藤 憲一):保留

勝俣 健作 (武田 鉄矢):通称ガンテツ。姫川の天敵。

橋爪 俊介 (渡辺 いっけい):保留

國奥 定之助 (津川 雅彦):保留

小峰 薫 (田中 要次):警視庁刑事部鑑識課主任。
姫川に遺体を見せる時「吐くなよ」と毎回言うのは、
初めて姫川に遺体を見せた時吐いたから……なのかは知らない。

大塚 真二 (桐谷 健太):
姫川班の生え抜きで姫川の一番弟子。好物は卵焼き?

北見 昇 (林 遣都):
東大卒のキャリア。学生時代ボート部?

 

ストロベリーナイト
2010年に放送された単発のスペシャルドラマ。
姫川玲子が國奥先生から
ネグレリアフォーレリの説明を受けていると事件で呼び出される。
内溜め近くでブルーシートに包まれた猟奇死体が見つかり、
内溜めにも死体が沈められている連続殺人事件だった。
被害者は「ストロベリーナイト」という殺人ショーの生贄だとわかり、
殺人現場と主催者を突き止めようと捜査する姫川班と
強引なやり方をする勝俣。
手柄を立てようと単独捜査をした大塚は殉職。
果たしてストロベリーナイトの主催者の驚愕の正体とは!
――まぁ、大塚と組んでいた北見なんすよねぇ。
DEATH NOTE』の夜神月みたいに
警察官になりながら殺人を手引きしてほくそ笑んでたっす。
井岡が玲子をストーカーしてたお陰で助かるし。
スペシャルドラマ「ストロベリーナイト」は普通の邦画並の出来で、
今では珍しくないんすが真犯人が警察内にいるっていう展開に驚いたかな。


「シンメトリー」
線路で列車に轢かれ綺麗に縦半分に裂かれた死体が見つかる。
被害者が起こした列車事故への復讐なのか?
なんか、駅員の徳山和孝(滝藤賢一)が執着していた
女子高生の小川実春(藤本泉)が列車事故で亡くなったんすが、
事故現場に真っ先に駆けつけた徳山が
無理に実春を引っ張り出したのが事故を大きくした要因みたいで、
そのため実春の体の片側半分が倒れてきた列車に潰されて、
それを見て偏執狂的に几帳面な徳山の性格がもっと歪んだみたいっす。
滝藤賢一はイっちゃってる人の演技が上手い。


「右では殴らない」
違法薬物による劇症肝炎で死亡する男性が相次ぐが
肝心の薬物が残されておらず出所がわからない。
勝俣は暴力団絡みだと睨み姫川に隠れ裏で動く。
被害者達が若者に人気のネットゲームで知り合った人物から
薬物を手に入れたことがわかり被害者達と接触していた
有名な医師の下坂勇一郎(北見敏之)を参考人として事情聴取するが……。
結局、下坂の女子高生の娘・美樹(大政絢)が
父親のカードのクローンカードを使っていて、
援交の客の医大生から貰った薬物を自分で使うのはキモイから
援交していた他の被害者達にあげたっていうオチ。
無反省の美樹に姫川がキレ壁を右手で殴り始末書が上手く書けない。
葉山に聞き込みをされる女子高生役で本田翼がちょっとだけ出てる。


「過ぎた正義」
凶悪犯罪なのに少年法により短期で出所し再犯しそうな男達が次々に死ぬ。
不審に思った姫川が調べると
元警察官の倉田修二(杉本哲太)が事故に見せかけ私的制裁をしているようだった。
倉田の息子・英樹(石黒英雄)は恋人の嶋田彩香(皆川玲奈)を殺し
少年刑務所に服役しているのだが、
出所後、倉田は自らの手で息子を制裁する決心が揺るがないように、
その前に殺人を犯して引き返せない状況に追い込んでいた。
井岡とか出てくれば場が明るくなってまだ観れるんすが、
佐藤祐市の演出じゃないし話も暗いしたいして面白くない。


「感染遊戯」
刺殺事件を捜査する姫川班に
葉山の警察学校同期・高野真弓(加藤あい)が所轄から合流する。
被害者の父・長塚利一(佐々木勝彦)は
厚生労働省の元役人で非加熱製剤の薬害に関わっていたが無罪となり
天下りしてる傲岸不遜な男。
死亡した薬害被害者の恋人・矢部眞人(矢柴俊博)が
ネットで長塚利一の個人情報を知り殺そうとするが
間違えて評判の良い息子を殺したっす。
葉山は中学生の時、
家庭教師の女性が目の前で通り魔に刺殺されるのを目撃したが
何も出来なかったことがトラウマになってるんすが、
その通り魔が実は
高校生の姫川を暴行した連続婦女暴行犯と同一だったという驚愕の伏線
……とかではありません。


「悪しき実」
匿名の女性の通報により
岸谷清次(松田賢二)という男性の首吊り死体が見つかるが
死体の右半分と左半分で死後硬直の解ける時間が違うことから
自殺か他殺か断定出来ない事案に姫川が興味を持つ。
その頃、暴力団の組長が射殺された事件があり
綿密に捜査する日下と暴力団の抗争を煽る勝俣。
岸谷は暴力団の殺し屋をしていたが嫌になり
愛人の春川美津代(木村多江)と逃亡生活をしていたが、
暴力団に見つかり美津代を人質にされ脅され殺し屋を引き受ける。
そんな生活に疲れ岸谷は自殺するんすが、
美津代が遺体に添い寝していたんで左半分だけ温かかったってオチ。
妊娠している美津代が産まれてくる子供に
父親が殺し屋だと知られるのを恐れ、
住居から自分が存在した証拠を消し、
残された銃を処分するため岸谷との思い出の伊豆の網代へ向かう。


ソウルケイジ
切り離された左手首が見つかり残された大量の出血状況から
バラバラ殺人事件として捜査される。
左手の傷跡から被害者は高岡賢一(石黒賢)と判明し、
高岡工務店で働く高岡が息子同然に目をかける
大工の三島耕介(濱田岳)が捜査対象になるが
恋人の中川美智子(蓮佛美沙子)と一緒にいたアリバイがあった。
暴力団フロント企業に籍を置く
戸部真樹夫(池田鉄洋)っていう暴力団関係者が、
借金で首が回らない人間を工事現場で飛び降りさせ保険金を詐取する
保険金詐欺をしてるんすが、
耕介と美智子の二人の父親もそれにより死亡。
高岡賢一は実は内藤和敏という別人で、
交通事故による全身麻痺の息子の治療費を捻出するため
戸部の手を借り高岡賢一と入れ替わり偽装自殺していた。
戸部は美智子に借金はまだ残っていると肉体関係を強要する。
耕介は自分の父親が保険金詐欺で死んだことを知り、
同じ境遇の美智子と知り合い恋人同士になり戸部を排除する。
怒った戸部は高岡賢一に背乗りしている
内藤和敏のいる高岡工務店へ怒鳴り込む。
『転校生 -さよなら あなた-』の蓮佛美沙子が出てるんで、
高岡賢一こと内藤和敏と戸部真樹夫が入れ替わっているトリックはすぐわかるっす。うそ
いくら強い父性とはいえ、自分の手を電ノコで切り落とす根性は凄い。
最初に姫川がホームレスのブルーシートハウスに行った時、
まだ高岡賢一の顔を知らなかったのかもしれないけど、
もう少し詳しく聞き込みしてれば……。


ストロベリーナイト」「右では殴らない」「ソウルケイジ
が私は好きでお勧め。
井岡(生瀬勝久)が出てくるとストーリーのアクセントになって
殺伐とした殺人事件の中でなんか癒されるんで、
井岡が登場する回が好き。

ストロベリーナイト』シリーズを初めて観た頃って、
私はまだテレビドラマをそんなに観ていなかったし
有名な俳優(津川雅彦武田鉄矢高嶋政宏生瀬勝久杉本哲太加藤あい、など)
くらいしか知らなかったんすが、今観返すと、
手塚理美、大和田獏、北見敏之石黒賢、なども出てるし、
刑事ドラマなどで常連の遠藤憲一渡辺いっけい田中要次が出てるし、
犯人役や脇役で当時私がよく知らなくて今は有名な俳優
宇梶剛士国仲涼子桐谷健太林遣都小出恵介
山本浩司鈴木浩介滝藤賢一大政絢矢柴俊博木村多江
濱田岳蓮佛美沙子池田鉄洋、など)
が大勢出ていて今からすると豪華で驚く。
なによりアカデミー賞作品に主演した西島秀俊が重要な役で出てるし。

 

分類:映画>邦画

■題名:ストロベリーナイト
インビジブルレイン

監督:佐藤 祐市

原作:誉田 哲也

脚本:
龍居 由佳里
林 誠人

音楽:林 ゆうき

出演:
竹内 結子
西島 秀俊
小出 恵介
宇梶 剛士
丸山 隆平
生瀬 勝久
高嶋 政宏
渡辺 いっけい
遠藤 憲一
武田 鉄矢
津川 雅彦
田中 要次
中林 大樹
半海 一晃
井上 康
今井 雅之
柴 俊夫
田中 哲司
三浦 友和
手塚 理美 (※音声のみ)
岡本 あずさ (※回想)
大沢 たかお
金子 ノブアキ
伊吹 吾郎
花王 おさむ
金子 賢
鶴見 辰吾
石橋 蓮司
染谷 将太
飯田 基祐
横山 美雪
岡本 玲

発表年:2013年

製作国:日本

評価:C ★★☆

■内容・雑記:
暴力団・龍崎組の関係者が連続して殺され
捜査一課と組対四課が合同で捜査に当たることになる。
最初に殺害された小林充(金子ノブアキ)を殺したのは
柳井健斗(染谷将太)だというタレコミ電話を受けた姫川だったが、
上層部からの圧力で柳井健斗を捜査出来ないことに疑問を感じ独自に行動する。
柳井健斗の父(飯田基祐)は警察の誤認逮捕で自殺しており、
その事件を闇に葬ろうと警察上層部はしていた。
姫川が柳井の居所を捜していると、同じく柳井を捜す
偽名を使い不動産屋だという龍崎組の牧田勲(大沢たかお)と知り合う。

牧田は柳井から有益な情報を買っていて、
柳井の姉(横山美雪)を殺した真犯人の小林に復讐しようとするが
自分の手で殺すことが出来ず、代わりに牧田が小林を殺す。
牧田を崇拝する川上義則(金子賢)が勝手に小林の死体に細工をし、
牧田に敵対する龍崎組関係者を殺し、
自殺に見せかけて殺した柳井を犯人に仕立てようとする。

菊田の目の前で玲子が牧田に寝取られるんすが、
西島秀俊は『ドライブ・マイ・カー』でも妻を寝取られてる。
最後、玲子を刺そうとした川上から守るため
牧田が刺され倒れて玲子が助けを呼ぶ場面は
大沢たかおが出演した『世界の中心で、愛をさけぶ』のオマージュ。うそ

映画なんで映像は(ドラマ版に比べて)綺麗だし、
ドラマ版のオールキャストが登場するだけで嬉しいんだけど、
ドラマ版で菊田に感情移入とかしてる人にとっては、
突然出てきたヤクザ(牧田)に玲子が寝取られる展開で、
玲子は別に男性恐怖症とか性嫌悪症じゃないんかいっていう
残念なような安心したような気持ちになる。
最後は姫川班も解散しちゃうし、
雨天ばかりでやっと晴れてもなんかすっきりしない。