数寄なモノ目次録

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その6 カート・ベッチャー (ミレニウムのビギン)

NHK-FMの『夜のプレイリスト』が
GLIM SPANKY の週なんで聴いたっす。
GLIM SPANKY のことはあまりよく知らないんですが、
長野県出身で松尾レミさんが1960年代のサイケが好きみたいで、
前に『今日は一日“アナログ・レコード”三昧』で
「TIMED AIR - THE SUFI CHOIR」っていう
サイケ好きでも知ってる人が少ないと思われる曲を紹介していて、
若い女の人なのに凄いと思い、
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のエンディングテーマ
「めぐりあい」とかやってるし、
2000年以降の日本の流行音楽にあまり興味の無い私なんすが注目はしてるっす。
(長野県は長野と松本以外の地域だとサブカルに触れる機会が無いっす。
私は北信ですが、南信でよく古いロックに出会えたなと思うんすが、
やっぱ親の影響なんすかね)
んで、『夜のプレイリスト』の一日目と二日目が
松尾レミさんが選んだアルバムなんすが、
一日目は『A QUICK ONE - THE WHO』で、モッズやガレージロック。
私はザ・フーは普通に好きくらいだったんすが、
ケン・ラッセルの『トミー』『リストマニア』を観てもっと好きになりました。
そして二日目が私の大好きな『ビギン - ミレニウム』だったっす!

私が『ビギン - ミレニウム』を初めて聴いたのは、
レコード・コレクターズ2002年7月号 サイケデリックの狂乱』を読んで
2002年8月にCDを買ったのだと思う。
山下達郎のラジオや当時ネットラジオで海外のサイケ放送局を聴いていたので
それ以前に耳にしていたと思うんすが憶えていないっす。
1987年にとり・みきの『だまって俺について来い』って単行本を買ってるんすが、
「クリスマス・イヴ」っていう短編に
ミレニウムのテープ、朝聴くとすっごくいいいよ」
(※「いいいよ」は表記そのまま)って出てくるんで、
記憶に残ってないけど、私がミレニウムという存在に出会ったのは
それが最初だと思う。
1980年代でもマニアの間ではミレニウムは有名だったんだな。
そんな感じなんすが、
『ビギン - ミレニウム』の一曲目「プレリュード」の最初の一節、
ハープシコード?の音を聴いた瞬間もう大好きになりました。


売上こそ正義の世の中ですが、
売れたモノ(作品)が素晴らしくて、売れないモノ(作品)が駄目とは限らない。
内容が無くても売れるし、内容が良くても売れない。
――なんてことは日常茶飯事。
サイケやプログレを聴いていると、
こんなに素晴らしいのに当時なぜ売れなかったんだ?
(今も売れてないけど……)
っていう作品が多数。
ミレニウムの『ビギン』はその筆頭格。


標題:ミレニウム(カート・ベッチャー)のビギン

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ソフトロック

■題名:
BEGIN
ビギン

名前:
THE MILLENNIUM
ミレニウム

プロデューサー:
CURT BOETTCHER
カート・ベッチャー
KEITH OLSEN
キース・オルセン

発表年:1968年

製作国:アメリ

評価:S ★★★★★☆

■曲目:
01. PRELUDE
___プレリュード
02. TO CLAUDIA ON THURSDAY
___トゥ・クラウディア・オン・サースデイ
03. I JUST WANT TO BE YOUR FRIEND
___友達になれたら
04. 5 A.M.
___午前5時
05. I'M WITH YOU
___君と
06. THE ISLAND
___島
07. SING TO ME
___歌っておくれ
08. IT'S YOU
___イッツ・ユー
09. SOME SUNNY DAY
___サム・サニー・デイ
10. IT WON'T ALWAYS BE THE SAME
___イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ザ・セイム
11. THE KNOW IT ALL
___ザ・ノウ・イット・オール
12. KARMIC DREAM SEQUENCE #1
___カルミック・ドリーム・シークゥエンス #1
13. THERE IS NOTHING MORE TO SAY
___語りつくして
14. ANTHEM (BEGIN)
___アンセム

(※下記プロモーション用のシングル)
15. JUST ABOUT THE SAME
___ジャスト・アバウト・ザ・セイム
16. BLIGHT
___ブライト

■備考:
カート・ベッチャーは父親が軍人だった関係で、
少年期に数年、日本に住んでいたらしい。
ガレージ・バンドのミュージック・マシーンのメンバーだった
キース・オルセンとは大学時代の同窓らしい。
(聞きかじりの知識ばかりなんで、――らしいが多いです)

■感想:
初めて聴いた時、最初のフレーズ(ハープシコードかな?)で衝撃を受けて、
一発で好きになったアルバム。
サイケデリック・ロックソフト・ロックの最高峰!
プログレッシブなポップ・ミュージック。

コーラスワーク(ヴォーカルアレンジ)の魔術師。
カート・ベッチャー!
ゴールドブライアーズ以降の、1966年~1968年頃に
カート・ベッチャーが手掛けた作品が最高だと思うので以下に。


■題名:
IT'S NOW WINTER'S DAY
イッツ・ナウ・ウィンターズ・デイ

名前:
TOMMY ROE
トミー・ロウ

プロデューサー:
CURT BOETTCHER (※「LONG LIVE LOVE」以外)
カート・ベッチャー

発表年:1967年

製作国:アメリ

評価:B ★未確定

■曲目:
01. LEAVE HER
02. MOON TALK
03. AGGRAVATION
04. GOLDEN GIRL
05. MISTY EYES
06. HAVE PITY ON ME
07. SING ALONG WITH ME
08. LONG LIVE LOVE
09. NIGHTIME
10. CRY ON CRYING EYES
11. SWEET SOUNDS
12. IT'S NOW WINTER'S DAY
※「LONG LIVE LOVE」は、
カート・ベッチャーはアレンジだけでプロデュースはしてないみたい。

■感想:
良い意味で狂ってるコーラス・アレンジ。
カート・ベッチャーのやり過ぎ具合が凄い。
メインボーカルより目立つコーラス。


■題名:
ETERNITY'S CHILDREN
エタニティーズ・チルドレン

名前:
ETERNITY'S CHILDREN
エタニティーズ・チルドレン

プロデューサー:
CURT BOETTCHER
カート・ベッチャー
KEITH OLSEN
キース・オルセン

発表年:1968年

製作国:アメリ

評価:A ★未確定

■曲目:
01. AGAIN AGAIN
02. RUPERT WHITE
03. FLOWERS
04. MY HAPPINESS DAY
05. LIFETIME DAY
06. MRS. BLUEBIRD
07. YOUR WORLD
08. YOU KNOW I'VE FOUND A WAY
09. LITTLE BOY
10. SUNSHINE AMONG US

(※下記ボーナス・トラック。
カート・ベッチャーは関係してないと思うけど調べるのが面倒臭いので保留)
11. I WANNA BE WITH YOU
12. NATURE'S CHILD
13. THE OTHER SIDE OF ME
14. LOOK AWAY
15. CHRISTINA IN MY DREAMS
16. SUNSHINE AND FLOWERS
17. TILL I HEAR IT FROM YOU
18. GET OUTTA HERE
19. GYPSY MINSTEL MAN
20. THE THINKING ANIMAL
21. FROM YOU UNTO US
22. ALONE AGAIN
23. BLUE HORIZON
24. THE SIDEWALKS OF THE GHETTO
25. WHEN THE WORLD TURNS

(※下記1967年発表のシングル。
キース・オルセンのアレンジで、カート・ベッチャーは関係しているのか不明)
??. WAIT AND SEE
??. RUMORS


■題名:
PRESENT TENSE
プレゼント・テンス

名前:
SAGITTARIUS
サジタリアス

プロデューサー:
CURT BOETTCHER
カート・ベッチャー
GARY USHER
ゲイリー・アッシャー

発表年:1968年

製作国:アメリ

評価:A ★未確定

■曲目:
01. ANOTHER TIME
___アナザー・タイム
02. SONG TO THE MAGIC FROG (WILL YOU EVER KNOW)
___ソング・トゥ・ザ・マジック・フロッグ
03. YOU KNOW I'VE FOUND A WAY
___ユー・ノウ・アイヴ・ファウンド・ア・ウェイ
04. THE KEEPER OF THE GAMES
___キーパー・オブ・ザ・ゲームズ
05. GLASS
___グラス
06. WOULD YOU LIKE TO GO
___ウッド・ユー・ライク・トゥ・ゴー
07. MY WORLD FELL DOWN
___マイ・ワールド・フェル・ダウン
08. HOTEL INDISCREET
___ホテル・インディスクリート
09. I'M NOT LIVING HERE
___アイム・ノット・リヴィング・ヒア
10. MUSTY DUSTY
___マスティ・ダスティ
11. THE TRUTH IS NOT REAL
___トゥルース・イズ・ノット・リアル

(※下記ボーナス・トラック)
12. MY WORLD FELL DOWN (MONO SINGLE VERSION)
___マイ・ワールド・フェル・ダウン (モノ・シングル・ヴァージョン)
13. HOTEL INDISCREET (MONO SINGLE VERSION)
___ホテル・インディスクリート (モノ・シングル・ヴァージョン)
14. ANOTHER TIME (MONO SINGLE VERSION)
___アナザー・タイム (モノ・シングル・ヴァージョン)
15. YOU KNOW I'VE FOUND A WAY (MONO SINGLE VERSION)
___ユー・ノウ・アイヴ・ファウンド・ア・ウェイ (モノ・シングル・ヴァージョン)
16. THE TRUTH IS NOT REAL (MONO SINGLE VERSION)
___トゥルース・イズ・ノット・リアル (モノ・シングル・ヴァージョン)
17. I'M NOT LIVING HERE (MONO SINGLE VERSION)
___アイム・ノット・リヴィング・ヒア (モノ・シングル・ヴァージョン)
18. THE KEEPER OF THE GAMES (MONO SINGLE VERSION)
___キーパー・オブ・ザ・ゲームズ (モノ・シングル・ヴァージョン)
19. VIRGO
___乙女座
20. LIBRA
___天秤座
21. PISCES
___魚座

■感想:
『ビギン』と並ぶ評価の声も高いんですが、
私的には、サイケ度が少し足りないかな。


■付録:
『AND THEN...ALONG COMES - THE ASSOCIATION』
『アロング・カムズ・メアリー - アソシエイション』
アソシエイションのデビューアルバム。
カート・ベッチャーが、
アソシエイションの基礎を作り上げたといっても過言ではないかな。
アソシエイションは、『バースデイ』が私の「好きなもの目録」に入っているので、
いつかブログに書くかもしれないし書かないかもしれないっす。

『PREPARING FOR THE MILLENNIUM - THE BALLROOM』
『MAGIC TIME:THE MILLENNIUM BALLROOM SESSIONS』
ミレニウムの前身、プロトタイプ。


■題名:COLOR HIM IN

名前:JAMESON (BOBBY JAMESON ※別名 CHRIS LUCEY)

プロデューサー:
CURT BOETTCHER (※「WINDOWS AND DOORS」「DO YOU BELIEVE IN YESTERDAY?」以外)
カート・ベッチャー

発表年:1967年

製作国:アメリ

評価:C ★未確定

■曲目:
01. JAMIE
02. KNOW YOURSELF
03. WINDOWS AND DOORS
04. RIGHT BY MY SIDE
05. WHO'S PUTTING WHO ON
06. THE NEW AGE
07. JENNY
08. DO YOU BELIEVE IN YESTERDAY?
09. I LOVE YOU MORE THAN YOU KNOW
10. SEE DAWN
11. CANDY COLORED DRAGON
12. PLACES, TIMES AND THE PEOPLE
※「WINDOWS AND DOORS」「DO YOU BELIEVE IN YESTERDAY?」は、
カート・ベッチャーはプロデュースはしてないみたい。

■感想:
とにかく JAMESON の曲と歌い方が、
カート・ベッチャーのコーラスワークとの相性が悪い。