サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その162 イエロー・マジック・オーケストラのソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

ヨハネの黙示録』によると
最後の審判の前に天使が7回ラッパを吹き鳴らすらしいんすが、
一ヶ月くらい前に
交響曲第3番ハ長調「シンフォニー・ポエム (交響詩曲)」作品67 - アラム・ハチャトゥリアン
を聴いて、最後の審判の前に世界中に響き渡る音楽ってコレだなと思う。
ハチャトゥリアンの『交響曲第3番ハ長調「シンフォニー・ポエム」』は、
常軌を逸してると批判されたみたいっすが凄いっす!
殆どプログレみたいなんで、
エマーソン、レイク&パーマーとか、
「悟りの境地 - イエス」のリック・ウェイクマンのパイプオルガンとか好きな人にお薦めかも。
雑談終わり。


2016年6月頃に書いた記事を下記に転載。

NHK-FMの『夜のプレイリスト』では、
松任谷由実荒井由実)とYMO関係(細野晴臣坂本龍一)のアルバムが
よく流れる印象なんですが、
1970年代末から1983年に散開するまでのワイ・エム・オーのブームって凄くて、
その頃に小中高生(大学生もかな)だった人は、
なにかしら影響を受けて育っていると思う。
なので、『夜のプレイリスト』のパーソナリティーの年代的に、
YMO関係が多くなるのかな。

私にとって YMOって、小学生から中学生になった、
少し大人になった思い出の音楽って感じなんですよ。
私の通っていた中学校は、
私の2年上の上級生(3年生)達がやたら自立していたらしく、
生徒会活動が盛んで、色々な事を生徒だけで決めていたみたいなんです。
それで、清掃開始の合図に流れる音楽も生徒が決めていて、
YMOの「ライディーン」だったんですよ。
小学生から中学生になって、ちょっと大人になった気分の私には、
その奇妙な音楽が凄く刺激的で、中学校は大人の世界だと思わせるものでした。
あと、昼休みの音楽は「テクノポリス」だったような……。
もっとも次の代の生徒会になると、やる気が無いのか先生に注意されたのか、
普通の音楽に変わりましたが……。

YELLOW MAGIC ORCHESTRA: WORLD TOUR '80 IN AMERICA』
を観たら、当時の最先端(未来的)といえる
ビデオゲームSF映画スター・ウォーズなど)っぽい映像エフェクトを使っていて、
YMO=科学の発展した未来の(クールで知的な)音楽ってイメージで、
後に続くファミコン世代にも影響を与えたのかな。


標題:YMOのソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

分類:音楽>邦楽>テクノ

■題名:
イエロー・マジック・オーケストラ
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
SOLID STATE SURVIVOR
パブリック・プレッシャー (公的抑圧)
PUBLIC PRESSURE

名前:
イエロー・マジック・オーケストラ (ワイ・エム・オー)
YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)

メンバー:
細野 晴臣
HARUOMI HOSONO
坂本 龍一
RYUICHI SAKAMOTO
高橋 幸宏
YUKIHIRO TAKAHASHI

ミュージシャン:
松武 秀樹
HIDEKI MATSUTAKE

発表年:
1978年
1979年
1980年

製作国:日本

評価:
S ★★★★★☆
S ★★★★★★
A ★★★★☆

■曲目:
イエロー・マジック・オーケストラ
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
01. コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”
___COMPUTER GAME "THEME FROM THE CIRCUS"
02. ファイアークラッカー
___FIRECRACKER
03. シムーン
___SIMOON
04. コズミック・サーフィン
___COSMIC SURFIN'
05. コンピューター・ゲーム “インベーダーのテーマ”
___COMPUTER GAME "THEME FROM THE INVADER"
06. イエロー・マジック (東風)
___YELLOW MAGIC (TONG POO)
07. 中国女
___LA FEMME CHINOISE
08. ブリッジ・オーバー・トラブルド・ミュージック
___BRIDGE OVER TROUBLED MUSIC
09. マッド・ピエロ
___MAD PIERROT

(日本版)
10. アクロバット
___ACROBAT

『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
『SOLID STATE SURVIVOR』
01. テクノポリス
___TECHNOPOLIS
02. アブソリュート・エゴ・ダンス
___ABSOLUTE EGO DANCE
03. 雷電ライディーン
___RYDEEN
04. キャスタリア
___CASTALIA
05. ビハインド・ザ・マスク
___BEHIND THE MASK
06. デイ・トリッパー
___DAY TRIPPER
07. インソムニア
___INSOMNIA
08. ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
___SOLID STATE SURVIVOR

『パブリック・プレッシャー (公的抑圧)』
『PUBLIC PRESSURE』
01. 雷電ライディーン
___RYDEEN
02. ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
___SOLID STATE SURVIVOR
03. イエロー・マジック (東風)
___YELLOW MAGIC (TONG POO)
04. ジ・エンド・オブ・エイジア
___THE END OF ASIA
05. コズミック・サーフィン
___COSMIC SURFIN'
06. デイ・トリッパー
___DAY TRIPPER
07. ラジオ・ジャンク
___RADIO JUNK
08. 中国女
___LA FEMME CHINOISE
09. バック・イン・トキオ
___BACK IN TOKIO

 

チャンネルNECOで、
[映画・チャンネルNECO 開局25周年スペシャル]
月曜おとなテレビ9
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
('80 WORLD TOUR IN AMERICA)
を録画していたので視聴したっす。(※当時)

アメリカ、イギリスのヒットチャートを騒がせ、
今や世界を駆けめぐるY.M.O.
そのサウンドは、車、テレビに代表されるテクノロジーの日本ブームに、
又新しい1ページを、テクノポップスで切り開いた。
Y-ELLOW. M-AGIC. O-RCHESTRA.
それは電子技術と東洋の神秘との奇妙なまざり合った現代の魔法である。
その現代魔法を、フジテレビが改めて日本に逆輸入する事になった。


分類:音楽 (ミュージックビデオ)>邦楽>テクノ

■題名:YELLOW MAGIC ORCHESTRA ('80 WORLD TOUR IN AMERICA)

名前:
YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)
イエロー・マジック・オーケストラ (ワイ・エム・オー)

メンバー:
HARRY HOSONO
細野 晴臣
RYUICCI SAKAMOTO
坂本 龍一
YUQUIHIRO TAKAHASHI
高橋 幸宏
HIDEQUI MATSUTAKE
松武 秀樹
AKKO YANO
矢野 顕子
KENJI OMURA
大村 憲司

発表年:1980年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■曲目:
01. RIOT IN LAGOS
02. SOLID STATE SURVIVOR
03. RYDEEN
04. BEHIND THE MASK
05. MAPS
06. NICE AGE
07. TONG POO
08. LA FEMME CHINOISE
09. CITIZENS OF SCIENCE
10. ALL YOU NEED IS LOVE
11. TECHNOPOLIS
12. KUNG TONE BOY
13. FIRE CRACKER
14. COSMIC SURFIN

■内容・雑記:
YMOの1980年ワールドツアーより、
11月7日ロサンゼルス公演の模様を衛星生中継した貴重な番組(フジテレビ制作)の映像――
らしいんですが、映像が加工されていたり、
ロサンゼルスのロケ地映像が挿入されていたりするので、
生のライヴ映像なのかは疑問。
「NICE AGE」では、ロサンゼルスの若者達の映像(主に、若い女性の盗撮?)が挿入されている。
「TONG POO」では、
ISSEI MIYAKE COLLECTION '80 のファッションショーのライヴ演出がある。
「CITIZENS OF SCIENCE」では、ロサンゼルスの風景が挿入されている。
「KUNG TONE BOY」では、仕込み客(サクラ)数人が踊りだす。
アメリカでのライヴと聞くと、
客はオールスタンディングでノリノリなイメージなんですが、
みんな椅子に座っていて、あまり盛り上がっている感じがない。
会場で一番盛り上がってノリノリなのが矢野顕子
坂本龍一高橋幸宏矢野顕子はよく映るけど、
(ギターとボーカルの大村憲司より)
細野晴臣松武秀樹はあまり映らない。
今観ると、クールというよりしらけている感じ……。
当時の坂本龍一はかっこよかったんですが、
要潤(メロンヌ)っぽいような。