「好きなもの目録」は、「その500」までなんとか来たっす!
「その1001」が目標なんすが、欠番にしたのも沢山あるし
後から違うモノで欠番を埋めるつもりなのでまだまだ先は長いっす……。
キリ番なんで特に好きなモノを取り上げたいんすが、
面倒くさいんで昔書いた駄文の使い回しで内容は無いです。
「松竹シネマPLUSシアター」で、
『八月の狂詩曲』を観たんすよ、黒澤明の映画で私が観たことなかった最後の作品。
『明日を創る人々』以外やっと全部観たっす……。
観たのが何十年も前の作品とか全然憶えていないけど。
『八月の狂詩曲』は今までに観る機会はあったんすがなんか忌避して後回しにしてたっす。
んで『八月の狂詩曲』を観て……黒澤明作品の中で一番面白くないなと正直思う。
なんか邦画の悪い所(私が嫌いな所)が出ているというか、1980年代以降の山田洋次みたいな感じがして……。
反戦映画で原爆(被爆)を題材にしてると思うんすが、
『八月の狂詩曲』を観る三日前に『その夜は忘れない - 吉村 公三郎』を観てたんで、
それと比べてしまって私には面白くなさが際立って思えたのかも。
『その夜は忘れない』は、原爆により被爆した後遺症の悲劇を描いているんすが、
真面目な反戦映画なんすが大映映画で若尾文子と田宮二郎の主演なんで俳優の存在感で魅せるし悲恋で面白いんすよ。
『八月の狂詩曲』を観た翌日に、私が黒澤明作品で一番好きな『用心棒』を観直して
やっぱ黒澤明凄い! 三船敏郎カッコイイ! 仲代達矢ニヒル! と思い、
ついでに『椿三十郎』と『座頭市と用心棒 - 岡本 喜八』も観直したっす。
三船敏郎の用心棒役ってことで、
『待ち伏せ - 稲垣 浩』『魔境 殺生谷の秘密 - 西村 潔』なんかも観直せればよかったんすが、
普通というかそれほど面白かった印象がないし面倒くさいんで……。
標題:黒澤明と三船敏郎の用心棒と椿三十郎
分類:映画>邦画>時代劇
■題名:
用心棒
椿三十郎
監督・脚本:黒澤 明
脚本:
菊島 隆三
小国 英雄 (※『椿三十郎』)
撮影:
宮川 一夫 (※『用心棒』)
斎藤 孝雄
小泉 福造 (※『椿三十郎』)
監督助手:森谷 司郎
美術:村木 与四郎
音楽:佐藤 勝
出演:
三船 敏郎
仲代 達矢
志村 喬
藤原 釜足
大友 伸
佐田 豊
清水 元
堺 左千夫
土屋 嘉男
太刀川 寛
大橋 史典
広瀬 正一
(※下記『用心棒』)
東野 英治郎
藤田 進
加東 大介
山茶花 究
河津 清三郎
沢村 いき雄
渡辺 篤
西村 晃
加藤 武
天本 英世
山田 五十鈴
司 葉子
本間 文子
夏木 陽介
中谷 一郎
ジェリー 藤尾
羅生門 綱五郎
他
(※下記『椿三十郎』)
加山 雄三
田中 邦衛
平田 昭彦
久保 明
江原 達怡
小林 桂樹
樋口 年子
団 令子
入江 たか子
伊藤 雄之助
清水 将夫
小川 虎之助
他
発表年:
1961年
1962年
製作国:日本
評価:
S ★★★★★★
S ★★★★★○
■雑記:
2009年3月末に書いた駄文の再録。
『用心棒』『椿三十郎』は黒澤明の娯楽時代劇!
説教臭さがあまりなく、文句無く誰もが楽しめます。
『用心棒』
「雇っている方が用心しなきゃいけない用心棒もある……」
雇いたくねぇ~。
三船敏郎の桑畑三十郎がカッコイイのは当然なんすが
周りを固めるキャストが素晴らし過ぎ。
ちょい役の本間先生(藤田進)、
強突く女将のおりん(山田五十鈴)、
ジャイアント馬場かと思う羅生門綱五郎の閂、
なかでも亥之吉役の加東大介が好い味だしてます。
居酒屋(めしや?)では東野英治郎と西村晃の水戸黄門が鉢合わせ。
ストーリーも最高に練られていて欠点が見つからない。
しかしまぁ、女房と家とられてそこに男が通ってくるのを
隣に掘っ立て小屋立てて見ている夫って
寝取られ属性でもあるのかねぇ。ガス人間でもなれよ。
お礼の手紙なんかよこすから三十郎ボコボコになるし。
あと出てくる女郎が不細工揃い、
こんな不細工ばっかのってなんかの嫌がらせか……。
実際当時はこんなモンかもねぇ。
撮影が宮川一夫なんで画面作りが一段といい。
『椿三十郎』
黒澤映画の中で一番テンポがいいような。
ジェットコースターに乗ったように、あっという間に大団円。
丑年生まれの田中邦衛とか、
藤原釜足のおどおどした演技とかいいなぁ。
なかでも城代家老の奥さん役の入江たか子が化け猫になって……うそ、
オットリと場の雰囲気を和やかにします。
まぁコレだけ面白いと普通の監督なら
シリーズものとして永遠と撮ってゆくんだろうなぁ。
『用心棒はつらいよ 続エイリアンVS三十郎 望郷篇 トイチの身代金 パート7』とか
■題名:座頭市と用心棒
監督・脚本:岡本 喜八
脚本:吉田 哲郎
撮影:宮川 一夫
音楽:伊福部 昭
出演:
勝 新太郎
三船 敏郎
若尾 文子
嵐 寛壽郎
滝沢 修
米倉 斉加年
細川 俊之
岸田 森
砂塚 秀夫
草野 大悟
神山 繁
寺田 農
常田 富士男
木村 元 (木村 玄)
田中 浩
五味 龍太郎
浜田 雄史
伴 勇太郎
他
発表年:1970年
製作国:日本
評価:B ★未確定
■雑記:
座頭市(勝新太郎)と用心棒(三船敏郎)の夢の共演でキャストも豪華、
監督が岡本喜八で撮影が宮川一夫で音楽が伊福部昭という最強の布陣なのに……
『座頭市』シリーズの中では普通かな、興行的にはヒットしたようですが。
座頭市と用心棒という人気キャラ同士の対決なんすが、
キャラ付けが中途半端で、勝新太郎がなんか座頭市らしくなく、
三船敏郎がなんか用心棒らしくないという残念な映画。
『座頭市』シリーズの他の作品と比べると座頭市の性格が微妙に違うように感じるし、
『用心棒』『椿三十郎』と比べると用心棒の性格も微妙に違うように感じる。
座頭市と用心棒の両方を立てようとして失敗してるような……。
しかし、映像が素晴らしいし私の好きな俳優が沢山出ているんで観る価値は充分。
勝新太郎と三船敏郎と若尾文子の三人のショットは凄い絵になる。
若尾文子は大映の看板女優過ぎるせいか『座頭市』シリーズに出るのがコレだけなのか。
三船敏郎の用心棒や素浪人役は、
『素浪人罷り通る』
『荒野の素浪人』
とかあるみたい、観たことないけど。
私の名は……佐々大作、またの名を烏田閑兵衛……もうそろそろ四十郎ですが