「東映シアターオンライン」で内田吐夢監督の『人生劇場 飛車角と吉良常』を視聴しました。沢島忠監督の『人生劇場 飛車角』と一味も二味も違う任侠映画というより文芸映画寄りの映画かな。最後の殴り込み場面でカラーからモノクロに変わり、そして極彩色に…

火野正平さんがお亡くなりになったんですが、私が火野正平さんを初めて認識したのは『新・必殺仕置人』だったかな。『55歳からのハローライフ』の最終回「空飛ぶ夢をもう一度」でホームレスの火野正平が、最後に母親に会いに行くんだけど、タクシーや高速バ…

『狼の紋章』『ウルフガイ 燃えろ狼男』のウルフガイ・シリーズの映画が1980年代にも制作されてたんすよ……そう『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』のことっす！ うそ川島透監督の『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』と『野蛮人のように』を観たんすが、アイドル映画…

2017年10月に、『狼の紋章 - 松本 正志』『ウルフガイ 燃えろ狼男 - 山口 和彦』を視聴した時のメモ。 『狼の紋章』『ウルフガイ 燃えろ狼男』共に平井和正の原作で、『狼の紋章』は東宝でヤング・ウルフガイの話で、『ウルフガイ 燃えろ狼男』は東映でアダ…

YouTubeの無料配信の映画をよく観てるんすが、（観たいのが色々あって、ちょっと油断していると、すぐ無料配信が終わってるのが残念）1960年代から1970年代くらいの邦画に、私がまったく知らなかった凄い作品がけっこうあるんで毎回驚く。1980年代の邦画にも…

向日葵（ひまわり）の花は太陽の方向に咲くってのは聞いた事があるんすが、成長期が終わると東を向いたまま動かなくなるってのを初めて知る。 標題：世界でいちばんヤバい写真 分類：映画＞邦画＞青春映画 ■題名：世界でいちばん長い写真 監督・脚本：草野 …

今回は、『八甲田山』などで知られる森谷司郎監督の1973年公開のあの映画を取り上げます。そう、『放課後』です……うそ。『放課後』を観たんですが、宮本信子といえば伊丹十三夫人で伊丹監督作品に主演しているイメージが強くて、若い頃の映像って『男はつら…

2025年後期のNHKの連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインの小泉八雲の妻・小泉セツ役が『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの髙石あかりに決定したみたいっすね。 小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の作品がもとになっている小林正樹監督の映画『怪談』を2009…

闇バイト関係の事件が頻発していて、首都圏から地方に広がってきたみたいで恐いっす……。怪しい電話や怪しい業者の訪問とかけっこうあるし。去年、ドラマの『CODE-願いの代償-』を観てたんすが、なんか現実がドラマより酷い状況になっているみたいな、見知ら…

「好きなもの目録 その161 大魔神と妖怪百物語 （安田公義の大魔神）」におまけ（お化けだけに）で『妖怪百物語』をメモしていたのを独立させました。 安田公義監督の『大魔神』が良かったので、同じ監督とスタッフで作られた『妖怪百物語』も観たんですが、…

1960年代の大映にはプログラムピクチャーの名監督が何人もいるんですが、日本人の映画監督で私が一番好きなのが黒澤明で、次に好きなのが増村保造なので増村保造を除いて、三隅研次、森一生、田中重雄、田中徳三、池広一夫、井上昭、井上芳夫、などの監督の…

なんか、世界の終わりに近づいている感じがするんで、世界中が大洪水になり全部沈み、海は放射能に汚染され、人が泳ぐと猛毒だから10秒で死ぬ世界で生き残った男女二人の物語を紹介。うそ 風間志織監督作品を4、5本観たんすが、『せかいのおわり』だけ、なん…

私は少女漫画原作の邦画も面白そうなら観るんすが、少女漫画原作の青春映画や恋愛映画の日本映画ってだけでフィルターがかかるっていうか、普通の女の子（設定上なだけで十分可愛い）がイケメン達にモテる逆ハーレムとか、運命的出会いによるちょっと甘酸っ…

岡本喜八監督の『殺人狂時代』は、同時代の『殺しの烙印 - 鈴木 清順』『荒野のダッチワイフ - 大和屋 竺』などの殺し屋が出てくるカルト映画として有名なんで、前から観たかったんですが、期待しすぎて実際観てみるとそれほどでもない……かな、面白いけど。…

何年か前に『谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』ってのを何となく観たら、あまりの馬鹿馬鹿しさに衝撃を受けたんでまた観てみたっす。昔の日活の監督の中では、少しエッチで安っぽく軽い感じがするんで江崎実生の作品って私はあまり好きじゃないんすが、『…

『SHOGUN 将軍』や『侍タイムスリッパー』などが人気みたいなんで時代劇が復興する兆しなのかな？そんな時代劇に興味を持った人にお勧めなのが増村保造監督の『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』！ うそ（カルト映画好き、上級者向けかな？） 私が『かみそり半…

『0課の女 赤い手錠 - 野田 幸男』はカルト映画で有名なんで、20年以上前から知っていていつか観ようと思ってたんすが、東映の1970年代のバイオレンス映画って深作欣二以外みんな似たように感じて、どーせ野田幸男監督って、中島貞夫や山口和彦や鷹森立一な…

1960年代の邦画に怪談映画がけっこうあるんですが、その中でも私が好きなのが森一生監督の『怪談蚊喰鳥』なんですよ。怪談なんで夏場、八月中に取り上げたかったんすが、船越英二が同じ視覚障害者を演じた『盲獣 - 増村 保造』を久しぶりに観直したり、他の…

1960年代前後（1950年代から1970年代）の昔の邦画を――「東映シアターオンライン」「東映時代劇YouTube」で東映、「新東宝【公式】チャンネル」で新東宝、「Rチャンネル」で日活、――などで視聴してるんすが、東映ヤクザ映画や東映ポルノ映画（ピンキー・バイ…

喜劇というと、吉本新喜劇とかコント55号やドリフのコントや映画を思い浮かべたりして、今現在に観ると、それほど笑えないんすが、当時は大爆笑だったのかな？川島雄三監督の喜劇映画も、テンポが良く、役者が個性豊かで演技が軽妙なんすが、爆笑って感じは…

『がんばっていきまっしょい』が劇場アニメーションになって10月に公開らしいんで、実写映画の『がんばっていきまっしょい』について書いた駄文の再録を。前に『NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」』を観たんですが、『毛虫のボロ』のCGディレクターの人…

だいぶ前にテレビ（『徹子の部屋』みたいな番組）で、年配の女優（有名な女優だったような、顔も名前も思い出せない）が、大映映画の大ファンでソフト（作品）を全部持っている。――みたいな話をしていて、当時の私はまだそれほど大映映画を観ていなかったの…

十年くらい前の2014年に、中平康監督で芦川いづみ主演の『結婚相談』を初めて観て、好きな作品なので「好きなもの目録」にいつか取り上げようと思っていたんすが、『牛乳屋フランキー』と続けて録画したのを探して観直すのが面倒臭くて後回しにしていたっす…

「Rチャンネル」で古い（1960年代前後）日活の映画が観れるんで観てるんすが、昔ケーブルテレビに入っていて、チャンネルNECOで放送される古い日活の映画をよく観ていて、けっこうな数の作品を観てると思い込んでいたんすが、全然観たことない作品の方が多い…

買い物に出かけたんすが、自動精算機で一万円札が汗で読み込まないし、帰り道でスニーカーのソール（靴底）が取れるし、風呂場で足が滑って打つけるし、そんな一粒万倍日……。私は一つ上手くいかないことがあるとすぐ落ち込むし、悪い事（失敗）が連鎖して最…

2024年の夏ドラマが始まったんで、気になるドラマの第1話を観てるんすが、設定や内容が被っていたり、今までに観たことあるようなものばかりのような……。2024年の春ドラマでは、『366日』『アンメット ある脳外科医の日記』『くるり～誰が私と恋をした？～』…

野村芳太郎監督の『震える舌』を「松竹シネマPLUSシアター」で久しぶりに観直したんすが、それほど書くこと思いつかなかったっす。『震える舌』は、ホラー映画やトラウマ映画として有名なんで、初めて観る前は凄く期待したんですが、確かに『エクソシスト - …

夏なんで納涼に、邦画の古典で怪談・ホラーもの中川信夫監督の『東海道四谷怪談』『地獄』を。今現在の目で観ると、または現在のホラー映画に比べると、そんなには恐くないですが、いい味だしてます。（※2009年6月中旬に書いた駄文の再録です。その頃から作…

私が本格的に邦画を観始めた頃（2000年前後）、どの作品や監督が私の好みに合うのかまだ手探り状態だったので、当時有名な評価の高い監督の作品を観るようにしてたっす。北野武、周防正行、黒沢清、三池崇史、石井克人、中島哲也、少し遅れて園子温、などの…

山下敦弘監督の『1秒先の彼』と『カラオケ行こ！』をチョロっと観る。 『1秒先の彼』は、台湾映画『1秒先の彼女』の日本版リメイクらしいんすが、なんか……時間停止AVみたいなんすが……。一般人の時間経過がよくわからないんすが、何でも1秒遅い長宗我部麗華（…