サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その409 高岡早紀のバタアシ金魚

私は飲むヨーグルトがけっこう好きなんですが、
この頃は「ヤスダ ドリンクヨーグルト」をよく飲んでいて、
久しぶりに「十勝のむヨーグルト レモン」を飲んだら
水を飲むようにゴクゴク飲めてヨーグルトの味もあまり感じない……。
ヤスダヨーグルト」に慣れた弊害かな、
ヤスダヨーグルト」がもう少し安ければいいのに……ヤスダだけに。
気のせいか「ヤスダ ドリンクヨーグルト」を飲むと快便なんすよ。

望月峯太郎の『バタアシ金魚』は、
『週刊ヤングマガジン』の連載当時に部分的に読んでるんすが、
絵柄(画風)が私の好みじゃなかったので興味無かったんすが、
漫画好きの間では当時けっこう人気がありました。
私は望月峯太郎(望月ミネタロウ)作品をまともに読んだのは
座敷女』『鮫肌男と桃尻女』『ドラゴンヘッド』くらい。

その『バタアシ金魚』の映画は青春映画の名作。
デビュー間もない筒井道隆、東幹久、浅野忠信が出演している。
まぁ……、私の目当ては高岡早紀ですが、なにか?


標題:松岡錠司バタアシ金魚

分類:映画>邦画>青春映画

■題名:バタアシ金魚

監督・脚本:松岡 錠司

原作:望月 峯太郎

出演:
筒井 道隆
高岡 早紀
東 幹久
土屋 久美子
大寶 智子
浅野 忠信
佐藤 オリエ
白川 和子
桜 金造
山村 美智
伊武 雅刀
いしかわ じゅん

発表年:1990年

製作国:日本

評価:C ★★★以上

■内容・雑記:
高校生の花井カオル(筒井道隆)は帰宅部で何もやることがない。
ある日、バイクに水をかけられ怒るカオルだったが、
水をかけた水泳部の塚原ソノコ(高岡早紀)に一目惚れし
愛に目覚めたカオルはカナヅチなのに水泳部に入る。
ソノコに猛アタックするカオルだったがまったく相手にされない。
カオルはソノコにアピールするためオリンピックに出ると大言壮語するが、
同じ水泳部の永井(東幹久)の実力を目の当たりにし、
カオルは水泳を上達するため
金メダルを首に掛けたババア(白川和子)に弟子入りし猛特訓する。
ソノコが親友のリリコ(大寶智子)と歩いていると、
そこに偶然カオルが現われ、三人は牛川工業高校の水泳部の連中と遭遇する。
牛高水泳部主将ウシワカマル(浅野忠信)がソノコにときめきカオルと揉める。
嫌がるソノコに馴れ馴れしく付き纏うカオルと別れるため、
ソノコは永井とステディな関係を装いカオルをふるが、なぜか過食症になり太る。
自分のせいでソノコがデブになったと考えたカオルは
「俺はねぇ、ソノコ君のことなんてどーでもいいんだ。
自分のことだけ考えて生きてる。どーでもいいんだよ、君のことなんか」
と心にもないことをいいソノコから離れる。
カオルの女友達のプー(土屋久美子)に、
ソノコがデブになったのはカオルのことが好きになったからじゃないか。
と言われ、カオルのことを好きだと自覚したソノコはもとの体型に戻る。
ソノコ「イカれてる」
カオル「愛してるぜ」

平成の初めの邦画で昭和を引き摺っているんで、
高校生の飲酒、喫煙、ノーヘル、ラブホに出入り、など
コンプライアンス的に問題な場面がけっこうある。
筒井道隆の顔つきや表情や台詞回しが
望月峯太郎の漫画のキャラにけっこう合っているかな。
カオルの唯我独尊ぶりというか
他人のことをまったく気にしない根拠のない自信に呆れる。
原作は知らないけど、カオルの家族は登場しない。
カオルとソノコがプールで再会して喧嘩になるんすが、
筒井道隆が手加減無しに高岡早紀を何回も水に沈めるんで
逆になんか笑ってしまう。
カオルがソノコへの手紙を渡し自分の気持ちを伝えて二人は抱き合うんすが、
DV男性が暴力を振るった後に女性に優しくする感じに見える。うそ
高岡早紀といえば、
忠臣蔵外伝 四谷怪談 - 深作 欣二』の討ち入りで大活躍する
幽霊のお岩さんが有名なのか知らないけど、
バタアシ金魚』では、
鉄甲機ミカヅキ』の火野アカネ(奈良沙緒理)みたいな
デニムのショートパンツ姿が見れる。
ソノコがデブになるんすが、
特殊メイクなのか本当に太ったのか高岡早紀がデブになるっす……
うそっす、太ったソノコ役が二人いるみたいっす。
ソノコの母親まさえ役が佐藤オリエなんすが、
人間の約束 - 吉田 喜重』を観ていたんで、
ソノコが呆けて暴れまくるホラー展開になることはなかったので一安心。