サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

気になるもの目録 滝田洋二郎の天地明察

前にも書いたんすが、
私は囲碁(の対局を観るの)が好きで、
将棋に興味が無かったんすが、
今年の夏前くらいから、毎週日曜日
(『将棋フォーカス』を途中くらいから観始めて)
NHK杯テレビ将棋トーナメント』を観て、
囲碁フォーカス』の時、昼飯食って、
NHK杯テレビ囲碁トーナメント』を観てるっす……大丈夫かぁオレ。
将棋の対局を見慣れてないし、有名な棋士や定跡や戦法も知らないし、
囲碁と違ってトップ棋士でも研究に嵌ると初戦であっさり負けたり、
ハラハラして目新しいこともあり面白いっす。
本命の『NHK杯テレビ囲碁トーナメント』は見慣れているせいか、
お腹がいっぱいなせいか途中から眠くなるっす。

んで前に、
それで囲碁が好きなんで、囲碁を題材にした
小説や漫画や映画やドラマやアニメに興味があるんすが、
漫画やアニメは『ヒカルの碁』っていう名作があるんすが、
映画やドラマだと近年は将棋を題材にした作品はけっこうあるのに、
囲碁はあまり無いんすよ……。
って書いたんすが、囲碁がメインじゃないけど
滝田洋二郎監督の『天地明察』が
天文(暦学)、数学、歴史(既得権益と改革)、囲碁
人間関係(恋愛、友情、師弟関係)、
など色々なジャンルが入り混じった時代劇なんすが
散漫にならずよく纏まってるっす。

滝田洋二郎監督は囲碁の名誉三段らしいんすが、
陰陽師』『陰陽師II』とかは観たけど憶えていないけど
壬生義士伝』では囲碁を打ってる場面があったように思うので、
囲碁が好きなのかな?
関係ないけど『壬生義士伝』で、
年老いた斎藤一吉村貫一郎の写真を見て大野千秋に
千秋の父か尋ねるんすが、
違うと否定して、父の親友か親友の父って答えるんすよ。
妻の父だって普通に答えればいいのに……。
物語的に「それが今の妻です」ってやりたいのはわかるんすが。

江戸時代の囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲(渋川春海)の映画
天地明察』を目録に。


標題:滝田洋二郎天地明察

分類:映画>邦画>時代劇

■題名:天地明察

監督・脚本:滝田 洋二郎

原作:冲方

脚本:加藤 正人

音楽:久石 譲

出演:
岡田 准一
宮﨑 あおい
佐藤 隆太
市川 猿之助 (四代目)
笹野 高史
岸部 一徳
白井 晃
渡辺 大
武藤 敬司
徳井 優
横山 裕
尾藤 イサオ
きたろう
松本 幸四郎 (九代目 / 松本 白鸚 二代目)
中井 貴一
染谷 将太
片岡 弘鳳
矢島 健一
浅見 小四郎
市川 染五郎 (七代目 / 松本 幸四郎 十代目)
小須田 康人
笠原 秀幸

ナレーション:真田 広之

発表年:2012年

製作国:日本

評価:保留

■雑記:
囲碁棋士の安井算哲(岡田准一)は
ライバルの本因坊道策(横山裕)と鎬を削っていた。
天文や算術にも秀でた算哲は、保科正之松本幸四郎)に
日本全国を周り北極出地(北極星の位置観測)をして、
古くから使用されている暦のズレを正せと命じられる。
ズレの無い「大和暦」を作り上げるまでの困難と様々な妨害。
関孝和市川猿之助)や水戸光圀中井貴一)などの協力により
ついに改暦を成し遂げる!

囲碁関係では、
棋聖本因坊道策との御城碁で安井算哲が初手天元
北極出地の困難さが伊能忠敬の日本地図作成っぽい。
天文観測の道具で
天空のエスカフローネ』の運命改変出来そう。うそ

北極出地に出かけた算哲を
村瀬義益(佐藤隆太)の妹えん(宮崎あおい)が
一年間待つんすが算哲は約束までに帰らず嫁に行ってしまうんすが、
結婚相手の高岡蒼佑とは上手くいかず別れて
岡田准一と再婚するっす……うそ、ではないかな。
私は宮崎あおい系の顔とか別に好みではないんすが、
二階堂ふみには魅力を感じないけど
宮崎あおいには魅力を感じる。
『怒り - 李 相日』の槙愛子役も良かったし。