本国より外国(日本より海外、または、その逆)の方が、
知名度も人気もあるっていうバンドやアーティストがいますが、
BRAST BURN と KARUNA KHYAL は、日本ではまったくの無名なのに、
ジュリアン・コープの『JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー』で紹介されたこともあり、
海外のサイケや、変わった音楽マニアには有名らしい。
一聴すると内容も素晴らしいんすが、1970年代中頃の日本で、
ドイツのクラウトロックに通じる音楽をやっていることに驚く。
標題:1970年代日本のアンダーグラウンド・サイケ
■題名:DEBON
名前:BRAST BURN
発表年:1975年
製作国:日本
評価:A ★★★★○
■曲目:
01. DEBON PART 1
02. DEBON PART 2
■雑記:
「DEBON PART 2」は、牧歌的な農村生活と田舎の因習って感じ。
■題名:ALOMONI 1985
名前:KARUNA KHYAL
発表年:1976年 (それとも1974年?)
製作国:日本
評価:A ★★★★◎
■曲目:
01. UNTITLED (SIDE A)
02. UNTITLED (SIDE B)
■備考:
KARUNA KHYAL は、YOSHIHIRO TAKAHASHI (高橋義弘)?って人が、
一人でやっているらしい。
レーベルのカタログナンバーでは、
『DEBON』がVO-1001で『ALOMONI 1985』がVO-1002なんで、
『ALOMONI 1985』が『DEBON』より発売が前ってことは考えにくいような……。