ここ何年かは邦画や日本のドラマばかり視聴していて
なんか代わり映えしないんで、
気分転換にCAN（カン：クラウトロック、ドイツのプログレ）が
音楽をやっている西ドイツのカルト映画、
ローランド・クリック監督の『デッドロック』ってのを流し観。
標題：ローランド・クリックのデッドロック
分類：映画＞洋画＞西部劇？
■題名：
DEADLOCK
デッドロック
監督・脚本：
ROLAND KLICK
ローランド・クリック
音楽：
CAN (THE CAN)
カン
出演：
MARIO ADORF
マリオ・アドルフ
ANTHONY DAWSON
アンソニー・ドーソン
MARQUARD BOHM
マルクバルト・ボーム
MASCHA ELM-RABBEN
マーシャ・ラベン
BETTY SEGAL
ベティ・シーガル
他
発表年：1970年
製作国：西ドイツ
評価：保留
■雑記：
閉鎖された鉱山デッドロックの監督官チャールズ・ダム（マリオ・アドルフ）は、
荒野で行き倒れのキッド（マルクバルト・ボーム）を見つける。
ダムはキッドが持っていた大金の入ったジュラルミンケースを奪い殺そうとするが
温情から左腕を怪我しているキッドを助ける。
デッドロックは廃鉱なんで寂れて人は居なく
気が狂った娼婦のコリンナ（ベティ・シーガル）とその娘の精神薄弱な美少女
ジェシー（マーシャ・ラベン）しか住んでいなく、たまに物売りが来るだけ。
そこにキッドの持ち逃げした大金を追って殺し屋サンシャイン（アンソニー・ドーソン）が現れる。
話は大して面白くないけど、
イスラエルのネゲヴ砂漠で撮影された映像がアメリカやイタリアなどの西部劇と趣が違って良いかな。
荒れ地（砂漠）が舞台なんで乾いている映像なんすが、
人物とか表情は着てるものや顔が汚いんで湿ってる感じを受ける。
登場人物は列車の乗員を入れても七人くらいしかいない。
ダムが最初にキッドを見つけた時、
止めを刺そうと大石を振り翳す場面を観て、
『どうする家康』で亀姫（當真あみ）が行き倒れの鳥居強右衛門（岡崎体育）に
石を打つけて生存を確かめる場面を勝手に連想。
『デッドロック』の音楽は、
カンの『サウンドトラックス』の最初の三曲っす。
ダモ鈴木のボーカル曲「TANGO WHISKYMAN」に乗って
娼婦のコリンナおばさんが踊りオッパイ丸出しになります。嬉しくないけど
