サイグレアニマン

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気になるもの目録 クリスチーナ・リンドバーグのゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~

プログレ電子音楽系のラルフ・ランドステンが
音楽をやっているんでだいぶ前から知ってたんすが、
クエンティン・タランティーノの『キル・ビル』に登場する
片目の女殺し屋エル・ドライバーの元ネタになった
『ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~』を視聴したっす。


標題:クリスチーナ・リンドバーグのゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~

分類:映画>洋画>ピカレスク

■題名:
THRILLER - EN GRYM FILM (THRILLER - A CRUEL PICTURE / THEY CALL HER ONE EYE)
ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~

監督・脚本:
BO ARNE VIBENIUS (ALEX FRIDOLINSKI)
ボー・アルネ・ヴィベニウス (アレックス・フリードリンスキー)

音楽:
RALPH LUNDSTEN
ラルフ・ランドステン

出演:
CHRISTINA LINDBERG
クリスチーナ・リンドバーグ

発表年:1974年

製作国:スウェーデン

評価:保留

■雑記:
マデリーン(クリスチーナ・リンドバーグ ※別名フリッガ)は
幼少期に男から悪戯され、そのトラウマから口がきけない。
美少女に育ったマデリーンは街に出かけようとするがバスに乗り遅れる。
街まで送るという親切な男の車に乗り
食事までご馳走になり男の家について行ってしまう。
男は売春の元締めでマデリーンを監禁し薬漬けにし売春させる。
男がマデリーンの両親に偽の手紙を送り悲嘆した両親が自殺したことを知った
マデリーンは男や客達に復讐するために特訓開始!

マデリーンは客の男の顔を引っ掻いた罰で片目になるんすが、
『アンダルシアの犬』の死んだ子牛の目とかではなく本物の死体だとかいう噂。
マデリーンは強制的に売春婦にさせられ性的搾取されてるんすが、
お金はちゃんと貰えて貯められるし、
空手、柔道、射撃、格闘術、ドライビングテクニックなどの習い事は出来るし、
両親を訪ねて外出出来るしで労働環境は恵まれている。うそ
薬漬けになってるから、外出させても戻ってくる自信があるのか?
マデリーンは売春の元締めの男の配下や客達を次々に始末していくんすが、
途中関係無い警察官まで始末して奪ったパトカーで暴走して関係無い人々も巻き込んでいく。
マデリーンが酷い目に遭っているのに何もしなかった人々への当て付けなのかも。
マデリーンの銃撃や格闘場面になるとスローモーションになる印象的な演出。
最後に元締めの男を馬に引かせて絞殺するんすが、どこから馬が……。

スウェーデン直輸入って感じで、ハードコアな場面があるっす。
クリスチーナ・リンドバーグ東映
『不良姐御伝 猪の鹿お蝶 - 鈴木 則文』
『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行 - 中島 貞夫』
にも出演してるっす。
観たことあるけどだいぶ前なんでうろ覚えっす。