サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その61 ハリー・パーチの怒りの妄想~夢と妄想の祭典

私は、パーカッション(打楽器)の音とリズムが好きなんです。
ハリー・パーチの音楽は、どこか東洋的であり、アフリカ的でもあって、
西洋的な洗練された音楽ではない、プリミティブ(原始的)な感じがして好き。
43微分音階という音律で作曲して、自作の創作楽器で演奏する渡り鳥(ホーボー)。


標題:ハリー・パーチの怒りの妄想~夢と妄想の祭典

分類:音楽>現代音楽

■題名:
DELUSION OF THE FURY: A RITUAL OF DREAM AND DELUSION
怒りの妄想~夢と妄想の祭典

名前:
HARRY PARTCH
ハリー・パーチ

指揮:DANLEE MITCHELL

発表年:1971年

製作国:アメリ

評価:S ★未確定

■曲目:
01. EXORDIUM: THE BEGINNING OF A WEB
___WEBの始まり
ACT I - ON A JAPANESE THEME
第1幕 日本の主題による
02. CHORUS OF SHADOWS
___影の合唱
03. THE PILGRIMAGE
___巡礼
04. EMERGENCE OF THE SPIRIT
___魂の出現
05. A SON IN SEARCH OF HIS FATHER'S FACE
___父の顔を探す息子
06. CRY FROM ANOTHER DARKNESS
___もう一つの闇からの叫び
07. PRAY FOR ME
___私のために祈りを
08. SANCTUS: AN ENTR'ACTE
___サンクトゥス:幕間
ACT II - ON AN AFRICAN THEME
第2幕 アフリカの主題による
09. THE QUIET HOBO MEAL
___ホーボーの静かな食事
10. THE LOST KID
___迷子の子山羊
11. TIME OF FUN TOGETHER
___みんなで楽しむ時
12. THE MISUNDERSTANDING
___誤解
13. ARREST, TRIAL AND JUDGEMENT (JOY IN THE MARKETPLACE!)
___逮捕、裁判、審判
14. PRAY FOR ME AGAIN
___もういちど私のために祈りを
A STRANGE FEAR
奇妙なおそれ

■雑記:
第1幕は日本の能『敦盛』、第2幕はエチオピアの民話『正義』を下敷きにして、
他者への怒りに囚われるのは無益であり最後には和解へと至る――というものらしいっす。
演出がハイナー・ゲッベルスで演奏がアンサンブル・ムジークファブリーク盤もある。

私は芸能山城組の『交響組曲アキラ (SYMPHONIC SUITE AKIRA)』が大好きなんすが、
ハリー・パーチの『怒りの妄想』と
スティーヴ・ライヒの『DRUMMING』を足したり混ぜたりすると
『交響組曲アキラ』が誕生するかも。うそ


■題名:THE WORLD OF HARRY PARTCH

名前:
HARRY PARTCH
ハリー・パーチ

指揮:DANLEE MITCHELL

発表年:1969年

製作国:アメリ

評価:A ★未確定

■曲目:
01. DAPHNE OF THE DUNES
02. BARSTOW - EIGHT HITCHHIKER INSCRIPTIONS FROM A HIGHWAY RAILING AT BARSTOW, CALIFORNIA
03. CASTOR & POLLUX - A DANCE FOR THE TWIN RHYTHMS OF GEMINI FROM PLECTRA & PERCUSSION DANCES