サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その155 スティーヴ・ライヒのドラミング

ミニマル・ミュージックは、ポピュラー音楽と違って、
時代を超越するというか、音があまり古びないし、
音型の反復が人間をトランス状態にする。
(音型の微妙なズレがモアレを生むのが面白い)
テリー・ライリーの『ア・レインボー・イン・カーヴド・エアー』や、
フィリップ・グラスの『浜辺のアインシュタイン
(ラ・モンテ・ヤングはミニマルじゃなくドローンかな?)
なんかと並んで、
スティーヴ・ライヒの『ドラミング』が好きなんで目録に。


標題:スティーヴ・ライヒのドラミング

分類:音楽>現代音楽>ミニマル

■題名:
DRUMMING
スティーヴ・ライヒ:ドラミング

名前:
STEVE REICH AND MUSICIANS
スティーヴ・ライヒ&ミュージシャンズ (スティーヴ・ライヒと音楽家達)

作曲:
STEVE REICH
スティーヴ・ライヒ

作曲年:1970年~1971年

出身:アメリ

メンバー:
STEVE REICH
スティーヴ・ライヒ
JOAN LA BARBARA
ジョアン・ラ・バーバラ

発表年:1974年

製作国:ドイツ

評価:S ★★★★★★

■曲目:
01. PART I
02. PART II
03. PART III
04. PART IV

■備考:
スティーヴ・ライヒが関わっている『ドラミング』の録音は、
1971年録音盤、1974年録音盤、1987年録音盤など、色々あるみたいっす。
1987年録音盤(アメリカ録音)より、1974年録音盤(ドイツ録音)の方が、
演奏時間が長いので聴きごたえがある。

■感想:
私は芸能山城組の『交響組曲アキラ (SYMPHONIC SUITE AKIRA)』が大好きなんすが、
「KANEDA」「BATTLE AGAINST CLOWN」とかのリズムは
スティーヴ・ライヒの『DRUMMING』の「PART II」「PART IV」
とかの影響を受けてるんじゃないかな?


■題名:
MUSIC FOR 18 MUSICIANS
スティーヴ・ライヒ 18人の音楽家のための音楽

名前:
STEVE REICH
スティーヴ・ライヒと音楽家たち

作曲:
STEVE REICH
スティーヴ・ライヒ

作曲年:1974年~1976年

出身:アメリ

発表年:1978年

製作国:ドイツ

評価:S ★未確定

■曲目:
01. PULSE - SECTIONS I - X - PULSE

■雑記:
デヴィッド・ボウイが「お気に入りのアルバム 25選」に入っている。

 

■付録:
2011年6月末にNHK-FMの『海外オペラアワー』で、
スティーヴ・ライヒの「クラッピング・ミュージック」と「2×5」
を聴いた時の駄文の再録っす。

「クラッピング・ミュージック」は、手拍子のみのミニマル。
演奏後のお客さんの拍手が、
聴いたばかりの「クラッピング・ミュージック」を真似ているかのようで、
どこまでが演奏でどこからが拍手かわからん。うそ
「2×5」は、
(ギター二人、ベース一人、ドラム一人、キーボード一人)×2
の意味みたいっす。
今回はあらかじめ5人で録音した曲に、また5人が演奏をかぶせるやり方ですが、
10人で演奏してもいいみたいっす。
ディシプリン期のキング・クリムゾン
コンセプトがダブル・トリオ期のキング・クリムゾンって感じで
音はほとんどプログレ
マイク・オールドフィールドの『呪文』とか、
マニュエル・ゲッチングのミニマル感覚に似ているかな。
というかライヒの方が元祖なんだろうけど。

(エレキ・ギター)
ロバート・フリップ
スティーヴ・ハウ
マイク・オールドフィールド
デヴィッド・ギルモア (※フレッド・フリスだったのを変更しました)

(エレキ・ベース)
クリス・スクワイ
ジョン・ウェットン

(ドラムス)
マイケル・ジャイルズ
ビル・ブルーフォード (ビル・ブラッフォード

(ピアノ・キーボード)
キース・エマーソン
リック・ウェイクマン

てな(ブリティッシュプログレ)メンバーの「2×5」を聴いてみたい。


まったく関係ないけど、数日前に
NHKラジオ第1『マイあさ!』で
アインシュタイン - ケリー・クラークソン
って曲が流れたんすが……、
歌詞が「なめこ汁」を連呼するみたいに聞こえて空耳したっす。
なめこ汁が飲みたくなるっす。