サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

好きなもの目録 その58 ウォルター・ヒルのウォリアーズ

暑い……、
暑くてブログを更新するのが面倒臭い……。
2023年7月放送の夏ドラマをけっこう視聴してるんすが、
それ以外にも、まだ視聴していなかった日本のドラマを観てたんで
ブログの更新は後回しになってたっす。

『真夏のシンデレラ』『転職の魔王様』
『18/40 ~ふたりなら夢も恋も~』『ウソ婚』『なれの果ての僕ら』
『こっち向いてよ向井くん』
『この素晴らしき世界』
『癒やしのお隣さんには秘密がある』
などは第1話(もしくは第2話くらいまで)を観て視聴保留。
『シッコウ!!~犬と私と執行官~』
ハヤブサ消防団
『トリリオンゲーム』『警部補ダイマジン』
『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』
『VIVANT』『CODE-償いの代償-』
などは視聴継続してます。
舞妓さんちのまかないさん』の森七菜が『真夏のシンデレラ』、
出口夏希が『18/40 ~ふたりなら夢も恋も~』に出演してるんで観たけど
私には合わなかったっす。
『トリリオンゲーム』は馬鹿らしくて軽いんでなんか観れるんすが、
丁度『ユニコーンに乗って』を観てたんすが、
これって『トリリオンゲーム』じゃん……と思う。うそ
永野芽郁がトリンリンやらないかな。
『警部補ダイマジン』は三池崇史だから観てるんすが、
誘拐された男が真っ裸で逃げ延び、
自転車引いてる中年のオバさんと遭遇する場面くらいしか
三池崇史っぽさがないかな。
44(西部四四部隊)とか、『VIVANT』の別班(陸上幕僚監部運用支援・情報部別班)とか、
陸軍中野学校みたいなのが現代でも日本に存在してるのかな?
『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』は悪くはないんすが重くて
観るのが苦痛というか観続けるのに覚悟がいるんすが、
慣れてきたのか大丈夫になってきたかな。
『VIVANT』は金かかってるなぁ。としか今のところ言えない。
『VIVANT』に興味を持ったのは
のん(能年玲奈)が出演するかもしれないっていう未確認情報からなんすが、
のんの影も形もない……VIVANTとは、のんのことでは。うそ
『CODE-償いの代償-』は、森淳一が演出してるので観てるっす。
CODEがかなえてくれた利益だけ受け取って、
制裁は管理側やプレイヤー全員が無視すればいいじゃん。うそ
オニシスター(志田こはく)もプレイヤーで登場しないかな。
堀田真由が演じる三宅咲や
『恋はつづくよどこまでも』の菅野海砂とか、
『マイファミリー』の鈴間亜矢(藤間爽子)とか、
偶にドラマでメガネ女子が登場するんすが……好き。

日本のドラマで人気があり名作と言われる木村拓哉・主演の
『HERO (2001年)』『HERO 特別編』『HERO 劇場版 (2007年)』
『HERO (2014年)』『HERO 劇場版 (2015年)』
をやっと観たっす。
別に木村拓哉が嫌いで観たくないとかはなく、
なんとなく有名作品を避けるというか、
観れば面白いんだろうけど、なんかすぐに観なくてもいいや……と
後回しにしちゃうことってあるじゃないですか……。
まぁ、それで観てみるとやっぱ面白くて、
もっと早く観ればよかったな……となるんすがね。
『HERO』シリーズ面白いし、木村拓哉はかっこいいし。
観たことなくても、マスター(田中要次)がどんな注文にも
「あるよ」って言って品物を出すのを知ってたんすが、
それが『昭和歌謡大全集 - 篠原 哲雄』の金物屋の店主(原田芳雄
みたいだなと前から思っていたのが
『HERO』シリーズを観ようと思った切っ掛けの何割かなんすが、
トカレフや原爆もあるのかな?
マスターは「あるよ」しか言わないんすが、
きっとプラモの説明になると饒舌になると思う。うそ
『HERO (2001年)』の木村拓哉松たか子のコンビが最高で、
他の検事と検察事務官のキャストも嵌まっていて良いので、
それに比べると『HERO (2014年)』は少し落ちるかな。
大塚寧々、阿部寛勝村政信に比べると
吉田羊、杉本哲太濱田岳はキャラクターが弱いなぁ。
『HERO 劇場版 (2015年)』を観ると、木村拓哉とのコンビは
やっぱ北川景子より松たか子だなと思うし。
何年後かにまた『HERO』シリーズを観直したら
「好きなもの目録」で取り上げるつもりですが未定。

『私の家政夫ナギサさん』を観たんすが、
轢き逃げで死亡した子供の復讐とか、13年前の火事の真相を探るためとかで、
鴫野ナギサ(大森南朋)が相原メイ(多部未華子)の家政夫になるサスペンスかと思ったら
違ってたっす……最初から思ってないけど。

『どうする家康』をなんとか観続けているんすが、
瀬名が大活躍している話がもう……なんというかアレなんで、
観続けるかどうか決めるため……ではないけど、気分転換に
古沢良太・脚本の昔のドラマを観ようと思って、
前に2、3話くらいまで観て視聴が止まっていた
ゴンゾウ 伝説の刑事』を最後まで観たっす。
『HERO (2001年)』にも出演してたんすが、大塚寧々や
高橋一生正名僕蔵は今に比べると若いなぁ。と思う。
私は池脇千鶴好きなんで観てよかったかな。
んで、『どうする家康』は瀬名や信長が死んで
想像的な女性の活躍やBL臭が減って面白くなってきたっす。
女性の登場人物では、
ちょっと天然な亀姫(當真あみ)が好きなので、
亀姫だけはこの後も史実に関係無く登場して欲しいけど。
んでんで、「第29回 伊賀を越えろ!」の家康一行の伊賀越えが面白かったんすが、
いつも通り服部半蔵山田孝之)の扱いは酷いし、
本多正信松山ケンイチ)が再登場するし、
裏切り者で有名な穴山梅雪田辺誠一)が家康の身代わりになって良い人で終わるし。
で観ていて、統一をしようとしている頭目が殺され、
周りが敵だらけの土地から地元を目指して逃避行する集団ってのが
ウォルター・ヒル監督の『ウォリアーズ』っぽいなぁと思ったっす。
『ウォリアーズ』って家康の伊賀越えが元ネタなのかも。うそ

――てなわけで、十年くらい前に書いた駄文の再録。


標題:ウォルター・ヒルのウォリアーズ

分類:映画>洋画>アクション>バイオレンス

■題名:
THE WARRIORS
ウォリアーズ

監督:
WALTER HILL
ウォルター・ヒル

プロデューサー:
FRANK MARSHALL
フランク・マーシャル

発表年:1979年

製作国:アメリ

評価:A ★★★★◎くらい

■内容・雑記:
中学生の頃の私は、ホラーやバイオレンス映画が好きだったんです。
現実では、私は暴力が嫌い、暴力団や不良が嫌いなんですが、
映画では、ヤクザ映画やバイオレンス映画は好きです。
で、中高生の頃に好きだった映画は、
『マッドマックス』と『マッドマックス2』とか『ニューヨーク1997』なんか。
そして、ウォルター・ヒル監督の『ウォリアーズ』が好きだったんです。
観たのは、テレビの『水曜ロードショー』(私の田舎では土曜深夜にやっていた)
の吹き替えのヤツ。

ネットなんかで、なにかと話題の××連合って、
暴走族同士の抗争事件を避けるために、
全国の族に呼びかけて大同団結したいと、
第一回集会を駒沢公園で行ったのが始まりらしいんですが、
北海道を除く全国から駆けつけた暴走族リーダーと、
幹部約6000名が駒沢公園を埋め尽した。
――とかの記述を読んで連想したのが、
それって『ウォリアーズ』じゃん! と。
『ウォリアーズ』では、ブロンクス公園で
(私は、セントラル・パークだと思ってた)
ギャンググループ同士が大同団結しようと集会中に、
そのまとめ役のギャングのリーダーが撃たれて、
その犯人の濡れ衣を着せられたウォリアーズが、
地元コニーアイランドを目指して逃避行するっていう内容。
途中、数々のギャンググループに襲われ
仲間が次々に減っていく。
『ウォリアーズ』を日本版にリメイクしてくんないかな。
都内中のヤンキーやチーマーの集会を駒沢公園で行うことになり、
豊島園(閉園するみたいっすが)か荒川遊園の不良が
駒沢公園から地元まで逃げ帰る映画。

襲ってくる色々なギャンググループが面白くて。
特にキッスみたいなメイクをして、
ベースボール(ヤンキースかな?)のユニフォーム着た
野球バカ軍団フューリーズとか。(バットを振って襲ってくる)
むたこうじの『もはやそれまで』って漫画にも、
たしかコレをパクったキャラ出てきたような。

ウォリアーズって、白人と黒人の混合グループだったのが興味深くて、
なんか意味があったんだろうなぁ。
(※ウィキペディアによると、
監督がオール黒人キャストにしようとしたのを、
製作者が白人黒人の混合キャストにしたみたい)
黒人のリーダーが早々と死んで?(生死不明)
白人のサブリーダーが主導権とるんですが、
仲間割れがあったり。
ウォリアーズのメンバーはカッコいいんですが、それより、
ウォリアーズに濡れ衣を着せた
敵役のローグスのリーダー、ルーサーってのがセコイ悪党で印象に残る。
指に空き瓶をはめて、カチャカチャ鳴らしながら
ウォリアーズを追い詰めるんですが、
最後、悪事がバレて総括リンチになる時の、
吹き替えの声優の声(断末魔の叫び)が良くて。

ウォリアーズがフューリーズに追いかけられる場面の音楽が少し
ピンク・フロイドの「シープ」っぽいかな。
最後の浜辺でのウォリアーズとローグスの対決で、
ルーサーの銃に対してスワンがナイフを投げて勝つのが
黒澤明の『用心棒』っぽい。


■題名:
STREETS OF FIRE
ストリート・オブ・ファイヤー

監督:
WALTER HILL
ウォルター・ヒル

音楽:
RY COODER
ライ・クーダー

出演:
MICHAEL PARE
マイケル・パレ
DIANE LANE
ダイアン・レイン
WILLEM DAFOE
ウィレム・デフォー
RICK MORANIS
リック・モラニ

発表年:1984

製作国:アメリ

評価:B ★未確定

■内容・雑記:
昔の彼女エレン・エイム(ダイアン・レイン)が人気歌手になっていて、
地元でのコンサート中に、ストリートギャングに誘拐されてしまう。
救出に向かうのが、我らのトム・コーディーマイケル・パレ)。
金のためと言いつつ、本心はまだ彼女のことが……。

ストリートでのバイク爆破とか、
トム・コーディーマイケル・パレ)と、
ボンバーズのレイヴェン(ウィレム・デフォー)との対決とか、
かっこいい場面が多いんですが、ストーリーは単純かな。
レイヴェンが、漁師が着る水産合羽胸付ズボン(オーバーオール)
みたいなのを裸に直に着ているのが、かっこいい可笑しい。
ウィレム・デフォーB21スペシャルのヒロミに似ている)は、
『L.A.大捜査線/狼たちの街』とか
悪役(敵役)やらせると嵌る。

カプコンの『ファイナルファイト』や、
寺沢武一の『ゴクウ』(レイラ)など、
ストリート・オブ・ファイヤー』の影響がみられる。


ウォルター・ヒル監督作品は他に、
『The DRIVER ザ・ドライバー
『THE LONG RIDERS ロング・ライダーズ
『48 HRS. 48時間』
とかが面白いんじゃないかな。