お彼岸で、もう春かなぁ?
と思うと雪降るし……。
ゴミを集積所に持って行く曜日の朝に雪が降ると
雪かきとか面倒臭いんで降らないでほしい。
映画やドラマ、そしてアニメとかを好きで観続けていると、
周期的に観るのが嫌になる期間があるっす。
そんなこの頃かな。
「角川シネマコレクション」で『妖怪大戦争 - 三池 崇史』がやってたんで観たんすが、
そーとー前に観たことあるかもしれないけどまったく憶えておらず、
『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、私の好きな大魔神が登場するってんで観たことあるんすが。
期待してなかったんすが『妖怪大戦争』はけっこう良く出来ていて面白かったっす。
鳥刺し妖女アギ(栗山千明)とか川姫(高橋真唯)とかろくろ首(三輪明日美)とか
なんかエロいし。
『帝都物語』の加藤保憲(豊川悦司)が敵の悪霊軍団の親玉なんすが、
『ザ・フライ - デヴィッド・クローネンバーグ』のテレポッドみたいに
小豆と融合します……かな?
小豆洗い(岡村隆史)が出てきて
小豆のせいで加藤保憲が失敗する場面とかは観たことあるような……。
最初の方の件(くだん)の場面とか子供が観たらトラウマになるっす。
最後に山ン本五郎左衛門(荒俣宏)と神ン野悪五郎(京極夏彦)
そして妖怪大翁(水木しげる)が登場するしで豪華!
なんかもっと妖怪が観たい気分になったので、
前から観ようと思ってた『DESTINY 鎌倉ものがたり - 山崎 貴』も観たっす。
思ってたのより面白かったかな。
江ノ電のタンコロで黄泉の国へ向かうところから
『千と千尋の神隠し』っぽくなる。
んで、観るのが後回しになっていた
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ - 吉田 大八』をやっと観たっす。
石川県の能登が舞台。
和合待子(永作博美)が夫の和合宍道(永瀬正敏)にぶっ飛ばされて
転げ回る場面がギャグっぽくて派手なんすが、
ドラマ『セクシー田中さん』第7話で笙野浩介(毎熊克哉)が
タクシー乗り場で他の客と揉めて転げ回って脚を骨折する場面に匹敵する。
田舎なのに、
和合清深(佐津川愛美)が描いた漫画が載っているホラー漫画雑誌の購買者が多い。
姉の澄伽(佐藤江梨子)をモデルにした漫画だって噂でも広がっていたのかな。
澄伽は『ガラスの仮面』に影響を受けて女優になったのかな。
吉田大八監督の『桐島、部活やめるってよ』は、
青春映画の名作って感じで、観てない人でもタイトルは知っていて、
「ディオ、人間やめるってよ」とか「トランプ、大統領やめないってよ」など
応用して使われるくらい有名だと思うし面倒くさいんで、
詳しい内容などは Wikipedia などを見てください。
標題:吉田大八の桐島、部活やめるってよ
分類:映画>邦画>青春映画
■題名:桐島、部活やめるってよ
監督・脚本:吉田 大八
原作:朝井 リョウ
脚本:喜安 浩平
音楽:近藤 達郎
出演:
東出 昌大
落合 モトキ
浅香 航大
山本 美月
松岡 茉優
清水 くるみ
橋本 愛
神木 隆之介
前野 朋哉
大後 寿々花
藤井 武美
高橋 周平
鈴木 伸之
仲野 太賀
桜井 聖
岩井 秀人
マーク (広田 雅裕)
大鶴 佐助
他
発表年:2012年
製作国:日本
評価:A ★★★★△~B ★★★★くらい
■雑記:
バレーボール部のキャプテンでエースの桐島が突然部活を辞めることになり、
学校にも姿を見せず、友人や恋人にも連絡を取らない状態に。
スクールカースト上位の中心的存在の消失に周りの人間が右往左往し、
普段接点の無いスクールカースト下位にまで影響を及ぼす。
<主要人物>
菊池宏樹(東出昌大):
スポーツ万能で野球部の幽霊部員。
女子に人気があり何でも出来るが、打ち込めるものが何も無い。
寺島竜汰(落合モトキ):
帰宅部で桐島と宏樹と友弘(浅香航大)の四人でつるんでいる。
チャラ男だが手洗いの後の水滴を恋人にだけはかけない心遣いができる。
東原かすみ(橋本愛):
バドミントン部で、
なんかマニアックなヤツ(『鉄男 - 塚本 晋也』)を観るくらい映画好き?
仲の良い女子グループにも隠しているが、
寺島竜汰と付き合っている。
宮部実果(清水くるみ):
かすみと同じバドミントン部で、亡き姉にコンプレックスを抱いてる。
バレーボール部の風助に共感している。
飯田梨紗(山本美月):
学校トップクラスの美人で桐島の彼女。
桐島にスルーされ激おこぷんぷん丸。
野崎沙奈(松岡茉優):
宏樹の彼女で梨紗と一番仲が良い。夜郎自大ぎみ。
沢島が宏樹のことを好きなのを察知し
ディープキスを沢島に見せつけ自分の彼氏アピール。
沢島亜矢(大後寿々花):
吹奏楽部の部長で宏樹のストーカー。
宏樹を見つめながらサックスの練習をする(意味深)のが至福。うそ
前田涼也(神木隆之介):
映画部で自主制作映画を撮っている映画オタク。
かすみのことが好き。『映画秘宝』の熱心な読者?
武文(前野朋哉):
前田の親友で同じ映画部。
満島ひかりと(夢で)会ったことがある。
「オレが監督だったらあいつら使わないね」とイキってるけど、
橋本愛、山本美月、松岡茉優なら使うだろ。
小泉風助(太賀):
バレーボール部で桐島の代わりにレギュラーになるが実力不足で、
久保孝介(鈴木伸之)から桐島にたいする八つ当たりでしごかれる。
タイトルから主役っぽい桐島は、
『ゴドーを待ちながら』
『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 - 行定 勲』
みたいに話題に出るがほとんど登場しない。
(桐島っぽい人物が二場面に登場するだけ。
初めて観た時、屋上から飛び降り自殺したのかと思った)
金曜日から翌週の火曜日までの数日間を、
菊池宏樹、東原かすみ、宮部実果、沢島亜矢、前田涼也、
などの別視点で繰り返す。
橋本愛は『ワンダフルワールドエンド』『舞妓さんちのまかないさん』とか
ゾンビに縁があるのかな?
『桐島、部活やめるってよ』で、私は山本美月を認識したんすが、
その一軍トップの容姿から、
『少女革命ウテナ』とかが好きな『桐島、――』の映画部みたいな
オタク寄りだとは思わなかったっす。
『桐島、――』の登場人物の誰かに、
高校時代の自分を当てはめることが出来ると思うんすが、
私は高校の時は文化部で途中で辞めて帰宅部だし、
高校で楽しいことが何も無かったので
映画部の連中にもなれない感じだったかな……。