スタンリー・キューブリックの『シャイニング』を初めて観た時、
冒頭の山道を自動車でホテルへ向かう場面に流れる不気味な音楽に、
これからホテルで起こる惨劇を予感させて怖かったんですが、
ベルリオーズの『幻想交響曲』を聴いて、
「あっ! これ『シャイニング』だ――」
と思ったんですが、正確には
グレゴリオ聖歌の『怒りの日』が元ネタ(引用)らしいです。
『幻想交響曲』は、曲名通り幻想的で、
悪夢の中を彷徨う感じがして大好きなんです。
分類:音楽>クラシック>管弦楽
■題名:
BERLIOZ: SYMPHONIE FANTASTIQUE
ベルリオーズ:幻想交響曲
作曲年:1830年
出身:フランス
指揮:
(SIR) COLIN DAVIS
(サー・)コリン・デイヴィス
出身:イギリス
演奏:
CONCERTGEBOUW ORCHESTRA, AMSTERDAM
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)
発表年:1974年
製作国:オランダ
評価:S ★未確定
■曲目:
『SYMPHONIE FANTASTIQUE OP.14
EPISODE DE LA VIE D'UN ARTISTE, SYMPHONIE FANTASTIQUE EN CINQ PARTIES』
『幻想交響曲
ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲』
01. PREMIERE PARTIE: REVERIES - PASSIONS
___第1楽章:夢、情熱
02. DEUXIEME PARTIE: UN BAL
___第2楽章:舞踏会
03. TROISIEME PARTIE: SCENE AUX CHAMPS
___第3楽章:野の風景
04. QUATRIEME PARTIE: MARCHE AU SUPPLICE
___第4楽章:断頭台への行進
05. CINQUIEME PARTIE: SONGE D'UNE NUIT DU SABBAT
___第5楽章:魔女の夜宴の夢 (ワルプルギスの夜の夢)
■雑記:
コリン・デイヴィスは、フィル・コリンズやメル・コリンズ、
そして小倉優子などと同じこりん星出身。うそ
ベルリオーズの『幻想交響曲』を、リストがピアノ用に編曲したのが
なんか弾くの難しくて超絶技巧らしいっす。
メシアンの権威のロジェ・ムラロがピアノ演奏したのを
NHK-FMの『ベストオブクラシック』で聴いたことがある。