サイグレアニマン

サイケ、プログレ、アニメ、漫画、映画などの覚書

気になるもの目録 呪われたジェシカ、ロバート・アルトマンのイメージズ

メンヘラに理解のある彼くんが殺される不気味な映画を観たっす……。
カルト映画とまではいかないかもしれないけど、
ホラー映画の中では隠れた名作らしい
『呪われたジェシカ - ジョン・ハンコック』と、
他の人はこちらも検索してるらしいので興味を持った、
『イメージズ - ロバート・アルトマン』を視聴したっす。
両作品とも1970年代前半の映画で、
昔の映画の映像(フィルムのざらつき感や構図)が素晴らしくて、
音楽がまた私好みの不気味さで最高っす!
内容は精神を病んでいる女性(信頼できない語り手)の主観で話が進むんで、
まともに考え出したら、こっちが不安になり病むっす……。


標題:(保留)

分類:映画>洋画>スリラー / ホラー

■題名:
LET'S SCARE JESSICA TO DEATH
呪われたジェシ

監督:
JOHN HANCOCK
ジョン・ハンコック

音楽:
ORVILLE STOEBER
オーヴィル・ストーバー
WALTER SEAR
ウォルター・シアー

出演:
ZOHRA LAMPERT
ゾーラ・ランパート
BARTON HEYMAN
バートン・ヘイマン
KEVIN O'CONNOR
ケヴィン・オコナー
MARICLARE COSTELLO
マリクレア・コステロ

発表年:1971年

製作国:アメリ

評価:保留

■雑記:
精神を病んでいたジェシカ(ゾーラ・ランパート)は静養のため心機一転、
夫のダンカン(バートン・ヘイマン)と友人のウディ(ケヴィン・オコナー)の三人で
棺桶にコントラバスを入れた霊柩車でニューヨークから田舎に移住する。
移住先の屋敷(果樹園付き)は曰く付きで、
ヒッピーのエミリー(マリクレア・コステロ)が
漫画やドラマの『ヒル』みたいに勝手に住み着いていた。
四人の奇妙な共同生活が始まるが、ジェシカは夢か現実か、幻覚や幻聴に悩まされる。

ホラーというか、そんなに恐くはないです、不気味だけど。
サイコ映画かなと思うと、以外と吸血鬼(ヴァンパイア)映画っす。
オーヴィル・ストーバーの牧歌的なフォーキーな音楽と対比する
ウォルター・シアーのシンセサイザーサウンドエフェクトが怖さを倍増させます。


■題名:
IMAGES
ロバート・アルトマンのイメージズ

監督:
ROBERT ALTMAN
ロバート・アルトマン

音楽:
JOHN WILLIAMS
ジョン・ウィリアムズ
STOMU YAMASH'TA
ツトム・ヤマシタ

出演:
SUSANNAH YORK
スザンナ・ヨーク
RENE AUBERJONOIS
ルネ・オーベルジョノワ
MARCEL BOZZUFFI
マルセル・ボズフィ
HUGH MILLAIS
ヒュー・ミリアス
CATHRYN HARRISON
キャスリン・ハリソン

発表年:1972年

製作国:
イギリス
アイルランド

評価:A ★未確定

■雑記:
童話作家のキャスリン(スザンナ・ヨーク)のもとへ
夫のヒュー(ルネ・オーベルジョノワ)が浮気をしているという
謎の女性からの不審な電話がかかってくる。
帰宅した夫とキスをすると
突然死んだはずの昔の恋人ルネ(マルセル・ボズフィ)に変わり混乱するキャスリン。
静養のため田舎の別荘に出かけた夫婦だったが、
キャスリンは自身のドッペルゲンガーとルネの幽霊に悩まされ、
友人のマルセル(ヒュー・ミリアス)と娘のスザンナ(キャスリン・ハリソン)の訪問もあり
精神が分裂・混乱していく……。

ロバート・アルトマンの作品は、30年くらい前に評価の高い
『M★A★S★H マッシュ』を観たことがあるんすが、記憶に残って無いっす。
ロバート・アルトマンのイメージズ』は映像が素晴らしいし、
ジョン・ウィリアムズの詩的で静謐な音楽と対比する
ツトム・ヤマシタの武満徹っぽい日本的な現代音楽が怖さを倍増させます。